モデルのエクスポート

Export Modelユーティリティには次のような機能があります。
  • データおよびウィザードによる選択内容をモデルからエクスポートする。
  • モデルのアーカイブを作成する。この場合は、新しいモデルの.mdlファイルとそのモデルで使用されるすべての関連ファイルが1つのディレクトリに保存されます。
  • Functional Mock-up Unit(FMU)としてエクスポートする。
正常にエクスポートするには、以下の条件を満たしている必要があります:
  • モデルがデータベース内に存在している必要があります。
  • ウィザードによる選択内容をファイルに書き込むには、既存のウィザードライブラリからモデルを作成しておく必要があります(Assembly WizardまたはImport Model機能を使用して構築します)。
  • モデルをアーカイブするか、FMUとしてエクスポートするには、まず、アーカイブ前のモデルを保存する必要があります。

モデルをエクスポートするには:

  1. FileメニューからExport > Modelを選択します。


    Figure 1.

    または、

    StandardツールバーのExport Modelボタンをクリックします。
    Note: Export Modelボタンがツールバーに表示されない場合は、Exportドロップダウンメニュー(現在のアイコンの横にある矢印)をクリックしてExport Modelオプションを選択します。
  2. Export Modelダイアログでエクスポートの関連タイプを選択します。
    1. データまたはウィザードによる選択内容(あるいはその両方)をエクスポートするには、該当のMDLファイルを探して指定し、Select MDL fileブラウザを使用してエクスポートします。


      Figure 2.
      MotionViewによって選択の有効性が検証され、以下の関連オプションが自動的に無効にされるか選択されます。
      Export data/wizard selections データとウィザードによる選択の情報(またはそのいずれか)がエクスポートされます。
      Data このチェックボックスをアクティブにすると、モデルにあるデータがエクスポートされます。
      Wizard Selections このチェックボックスをアクティブにすると、ウィザードによる選択の情報がエクスポートされます。
    2. モデルをアーカイブするには以下の手順に従います。
      • Archive modelを選択します。
      • アーカイブをzip形式に保存するには、Create zip fileチェックボックスをアクティブにします。
      • Select Directory fileブラウザを使用して、モデルのアーカイブ先とするディレクトリを指定します。


        Figure 3.

        Create zip fileオプションをアクティブにしていない場合は、選択したディレクトリにmdlfilename_Archiveフォルダが作成されます。mdlfilenameはモデルファイルの名前です。このフォルダには、モデルファイルとその他の関連参照先ファイルが格納されます。

        Create zip fileオプションをアクティブにしている場合は、選択したディレクトリに上記と同じ命名規則を使用してzipファイルが作成されます。このzipファイルには、モデルファイルとその他の関連参照先ファイルが格納されます。

    3. モデルをFMUとしてエクスポートするには以下の手順に従います。
      • Export as Functional Mockup Unit (FMU)を選択します。
      • Select FMU fileブラウザを使用して、FMUの名前を指定します。


        Figure 4.
  3. Exportボタンをクリックします。
    MotionSolveのFMUの扱い方法については、MotionSolve FMU(Functional Mockup Unit)としたMotionSolveモデルのトピックをご参照ください。