マルチボディ解析のCraig-Bamptonモードの作成

  1. 結合点固定の境界条件を用いて固有値解析を実行します。
  2. 結果を読み出します。
    m
    システム質量マトリックス（集中質量）
    Xn
    固定インターフェースモード（通常解析の変位）
    Dn
    対角項は通常解析で得られた固有値です。
  3. 複数のサブケースを有する静解析を実行します（ここでは、各サブケースには結合点の各自由度に対して単位変位が適用されているものとする）。
  4. 結果を読み出します。
    Xc
    拘束モード（静解析の変位）
    Fc
    静解析からの境界条件における節点力
  5. モーダル質量マトリックスMHATを作成します： 
    MHAT=X'*m*X
    ここで、
    X=[Xn, Xc]
    モーダル剛性マトリックスKHATを形成します。
    KHAT =	|Dn  0|
	| 0 Fc|
  6. 固有値問題を解いてNおよびDを求めます。 
    KHAT*N=MHAT*N*D
  7. Xを、直交化されたモードYに変換します： 
    Y=X*N
    一般化された質量マトリックスと剛性マトリックスは、次のとおりです。
    M=N'*MHAT*N=I
K=N'*KHAT*N=D

    Y、Dおよびmは、MB弾性入力ファイルの計算に使用されます。