オフセット

オフセットは、主に、サーフェスを中立面の位置にオフセットして、CADファイルを.hmフォーマットに変換するために使用されます。

1. 比較ブラウザで右クリックし、コンテキストメニューからComparison/Verification > Offsetの順に選択します。
   Offsetダイアログが開きます。
2. ベースモデルの場合は、Import Typeを選択します。
   • XML（PLMXMLまたはUDMXML）
   • Assembly（CADアセンブリファイル：UG Assembly、CATProduct、JT Assembly…）
   • CAD（コンフィギュレーション / CADセクション参照）
   • FE（適用外）
   • Multiple Assembly（複数のCADアセンブリファイル）
   • Spot Files（Config / FE / Connectorセクション参照）
   • FE Files（直接ファイル選択）
   • Mixed Import（適用外）
3. データタイプを選択します。
   それぞれのデータタイプがリストされます。
4. フォルダーアイコンをクリックして、インポートするモデルに移動します（フォルダー / ファイルの選択）。

   
   
   図 1.

5. Thickness[%]欄に、ジオメトリのオフセット / 移動に使用される板厚比率を入力します。
6. CADデータまたはBOMファイル内に板厚値が存在しない場合は、Thickness欄に均一なコンポーネント板厚を入力します。
   オフセット距離 = 50%*板厚
7. モデルを実行するための方法を選択します。
   • 同じHyperWorksセッションでモデルを実行する場合は、Interactiveを選択します。
   • 新しいHyperWorksセッションをバッチモードで起動する場合は、Backgroundを選択します。
8. Backgroundオプションを選択すると、Processesドロップダウンリストがアクティブになりますが、プロセッサによっても異なります。
   Model Verificationツールは、選択されたhmbatchプロセスの数だけ起動されます。
   • レポートを生成せずに比較だけ実行する場合は、Checkを選択します。
   • レポートだけ生成する場合は、Reportを選択します（チェックは事前に実行されている）。
   • 比較とレポート生成を続けて実行する場合は、Bothを選択します。
9. この機能を実行するには、Runをクリックします。
10. 処理を停止する場合は、Stopをクリックします。
    これで、バックグラウンドを含むすべてのHyperWorksセッションが閉じられます。ブラウザには、オフセットデータが.hmフォーマットで表示されます。後のチェックでこれらの.hmファイルが使用されます。