セッションのPowerPointへの出力

現在のHyperWorks Desktopセッションを、PowerPoint (PPT)ファイルに出力します。

Publishing to PowerPointは、セッションからのMicrosoft PowerPoint(PPT)プレゼンテーションの作成と更新に必要となる手間を軽減します。

ライブリンクまたはコネクションは、HyperWorks DesktopとPowerPointとの間で確立されます。同期は、PowerPointアドインの使用により、HyperWorks DesktopまたはPowerPointのいずれかからも行うことができます。PowerPointプレゼンテーション内での変更は、セッションの更新後に新しいランがポスト処理される際に保存され、レポートテンプレートのフルサポートが提供されます。PowerPointのレイアウトは、最初にPowerPointマスターテンプレートを使ってパブリッシュする際に定義できます。PowerPoint内で壊れているコネクションを可視化できるため、PowerPointプレゼンテーションが正しく更新されていない場合に容易にデバッグが行えます。すべてのHyperWorks Desktopエクスポート形式(Anim、GIF、AVI、H3D、PNG、JPEG、BMP、およびTIF)がサポートされています。HyperGraphの注釈をPowerPointに対して直接リンクすることで、テキストフィールドを新しい結果に更新できます。ライブリンクはWindows上でサポートされており、LinuxではPPTアドインを使用したファイルシステム上のデータ変換によってサポートされています。

Windowsで初めてPowerPoint Publishingを使用する際は、下に示すとおり、PowerPointアドインをインストールするよう、プロンプトが出されます。これは、AltairメニューにPowerPointを追加します。アドインをインストールするには、OKをクリックします。


図 1. PowerPoint Publishingアドインのプロンプト

HyperWorks Desktopは自動的にAltair PowerPointアドインをインストールし、バージョンのメンテナンスを行います。

選択に際し、Publishing PowerPointダイアログが表示されます。


図 2. Publishing PowerPointダイアログ