PPT Export Options - TableView

TableViewタブには、以下のオプションが含まれています(デフォルトではオン):
  • Sync with conditional formatting colors
  • Publish only cells visible in PPT


図 1.

Sync with conditional formatting colorsオプションがアクティブである際にPowerPoint AltairメニューのSync Liveを選択すると、PowerPointは条件付で書式設定されたセルからの変更のみを取り込みます。セルに手動で加えられた変更は取り込まれません。これにより、HyperWorks Desktopセッションと再度同期させる際に、自身が加えた変更を失うリスクなしに、PowerPointファイルを編集することが可能となります。

TableViewセッションを初めて新規のPowerPointファイルにエクスポートする際、スプレッドシートは、TableViewに表示されるのと全く同じようにはエクスポートされない場合もあります。ページ上に正しくフィットするよう、PowerPointでサイズの変更を行う必要があるかもしれません。例えば、HyperGraphに戻ってカーブの属性を変更した場合、条件付で書式設定されたTableViewのセルも変更されます。

下の図では、Body Part列の1つのセルについて背景色を手動で変更しており、この変更はPowerPointとは同期されません。ただし、プロットデータの変更に基づき条件付で書式設定されたセルはPowerPointと同期され、PowerPointファイルに反映されます。


図 2.
注: PowerPointにいてTableViewのテーブルを同期させたい場合、TableViewのテーブルは、セッションを始めてPowerPointに出力した際と同数の列と行を有していなくてはなりません。TableViewのテーブルで列数または行数を変更すると、PowerPointはその種の変更を同期できず、エラーメッセージが表示されます。

同様に、TableViewのテーブルで列数または行数を変更し、更新された*.mvwセッションを、開いている、もしくは既存のPowerPointと同期しようとすると、エラーメッセージが表示されます。

Publish only cells visible in PPTが選択されている際は、TableViewで見えているセルのみがPowerPointに出力されます。見えていないセルは、PowerPoint出力に含まれません。このオプションは、デフォルトではオフとなっています。

TableViewは、シングルセル内の複数行のデータをサポートします。改行を加えるには、Alt + Enterを押します。TableViewでは、複数行を含むセルを選択、またはAlt + Enterを押した際、Conditional FormattingパネルとCell Dataパネルが表示されます。