LinuxでのPowerPoint Publishingの使用

Linuxでは、HyperWorks Desktopセッションを新規のPowerPointファイルに出力することが可能です。

HyperWorks Desktopセッションを修正した場合、Windowsの場合とは異なり、既存または開いているPowerPointファイルにそれらの変更を同期させることはできません。Publish to New PPTは、既存のPowerPointプレゼンテーションに変更を転送させるためにしか使えません。

LinuxでのPowerPoint Publishingへのアクセス

  1. メニューバーからFile > Publish > PowerPointを選択します。

または、

  1. Standard > PPTメニューから、Publish to PowerPointを選択します。


    図 1.

LinuxにおけるHyperWorks Desktopセッションの新しいPowerPointファイルへの出力

  1. Publishing PowerPointダイアログで、New PPTを選択し、Publishをクリックします。
  2. ファイルブラウザから、ファイルを保存する場所を選択します。以下のファイル群が保存されます：
    *.xml、*.vbsおよび[demo_pptData]ディレクトリ。
  3. 新たに出力されたセッションについて、*.vbsファイルをクリックします。
    PowerPointファイル群が開きます。
    注: 初めて *.vbsファイルを選択した際は、AltairアドインをPowerPointに追加するよう、HyperWorks Desktopからプロンプトが出されます。
  4. HyperWorks Desktopセッションに変更を加え、PowerPointプレゼンテーションを更新したい場合は、New PPT > Publishをクリックし、上記のファイル群の新規セットを生成してそれらの変更を捕捉します。

Linuxでの既存のPowerPointプレゼンテーションの更新

HyperWorks Desktopセッションを編集し、その変更をPowerPointファイルに捕捉したい場合は、Publishをクリックして新規のPPTを生成します。Linux上でPowerPointに出力するたびに、 新規のファイルセット *.vbs、*.xml、および[demo_pptData]が生成されます。XMLファイルを使って、既存のPowerPointファイルをHyperWorks Desktopで加えられた変更で同期させることが可能です。

  1. 保存されているPowerPointプレゼンテーションを開きます。
  2. PowerPointで、Altairタブをクリックします。ツールバーが表示されます。


    図 2.
  3. Sync FileをクリックしてXMLファイルを読み込みます。
    PowerPointプレゼンテーション内の画像はすべて、XMLファイルに含まれる画像を反映するよう更新されます。