PPT Export Options - Format

PowerPoint Publishingを使用する際のAVI出力設定を定義します。

Use embedded playerオプションでは、PowerPointが手動で挿入する際と同様、出力されるAVI動画をMicrosoft PowerPointでプレゼンすることができます。HyperWorks 2017.1以降はこれがデフォルトモードとなっており、Use embedded playerチェックボックスがアクセスである際に使用されます。以前は、HyperWorksは汎用の代替アイコンと外部ビデオプレイヤーを使わないと、動画をPowerPointに出力することはできませんでした。この以前のモードを使用するには、Use embedded playerオプションを非アクティブにします。
注: これは、PowerPoint 2013以降でサポートされています。


図 1.


図 2. Use embedded playerオプションが選択されている際にPowerPointで表示される動画

Limit Resolution to 2050 Pixels for Motion JPEG Type AVI Videoオプション

画素解像度は、Limit resolution to 2050 pixels for Motion JPEG type AVI videoにより定義され、これはデフォルトでオンとなっています。これがアクティブである際、Motion JPEGフォーマット(AVI録画のデフォルトモード)でHyperWorksにより出力されるAVI動画は、水平方向の最大解像度が2050画素に制限されます。ほとんどのWindowsインストレーションにビルトインされているMotion JPEGデコーディングソフトウェアには潜在的な欠陥があり、解像度が非常に高い動画は不自然な表示となったり全く表示されなかったりするため、これが必要となっています。このオプションにチェックマークが入っていない場合、このフォーマットで出力される動画は代替アイコンと外部ビデオプレイヤーを用いる以前の方法で挿入されます。

代わって、Preferences > Export Settings > AVIメニューにあるExport Settings AVIダイアログから異なるパレット設定を選択することも可能です。PaletteメニューからWindows Compressorオプションを選択します。このオプションは、Windows上で実行している場合に限って有効となります(Linuxでは使用できません)。‘Full Color’や‘Reduced Color’といったその他のパレット設定では動画ファイルが極端に大きくなったり品質が悪くなったりします。


図 3.
PowerPointで動画のスライダーバーを使ってアニメーションを開始 / 停止したり、動画内の特定の時間ポイントに移動したりすることが可能です。


図 4.

AVIファイルをマルチウィンドウレイアウトで出力する際のPowerPointでのレジェンド解像度については、この注釈をご覧ください。