Loop Results

荷重ケースとコンポーネントをループし、コンターおよび注釈用に結果と画像を抽出します。

このモジュールでは、モデル内のクリティカルなコンポーネントおよびクリティカルな荷重ケースの各組み合わせについて、Displacements、Stresses、Margin of Safetyといった各種結果タイプの最大、最小またはホットスポットの概要をキャプチャーできます。これにより、コンポーネントと荷重ケースの各組み合わせについて特定の使用ケースを定義、実行することが可能となります。

Loop Resultsモジュールの追加

  1. Report/Chapter > Add > Modules > Results > Loop Resultsに進みます。
    注: このモジュールは、DocumentモードまたはPresentationモードの両方で使用できます。
  2. 以下は、Loop Resultsモジュールに関連したプロパティです：


    図 1.
    注: Loop Resultsプロパティは、DocumentレポートとPresentationレポートについて同じです。

    Loop Resultsモジュール下では、下記のDocumentレポートアイテムを追加することができます：

    • Chapter
    • Text
    • Image
    • Table
    • Page Break

    Presentationレポートの場合、Loop Resultsモジュール下でSlide LayoutまたはExisting Slideを追加します。

    1. Name： 結果ループのタイトルを入力します。
    2. Model： HyperWorksセッションから必要なページまたはウィンドウを選択します。
      注: 結果はHyperViewで表示され、Loop ResultsタイプはHyperViewでのみ可能であるため、ソリューションは、ドロップダウン選択にHyperViewクライアントを擁するページまたはウィンドウにのみ表示されます。

    Component Selection

    Loop Resultsでは、実行し、結果を抽出したいコンポーネントを選択する必要があります。コンポーネントは下記のオプションを使って選択できます。

  3. Components： 標準のHyperViewコンポーネント選択オプションを用いてルーピングのためのコンポーネントを選択します。
  4. Sets： ルーピングのためのコンポーネントセットを選択します。ループタイプUser_Setのセットのみが表示されます。
  5. Add Displayed Elements： グラフィックス領域にその時点でグループとして表示されているエンティティを追加するには、このチェックボックスを選択します。

    Load Case Selection

  6. Choose Loadcase： ルーピングのための荷重ケースを選択します。デフォルトでは、Activeが選択されています。
    Load Casesのオプション群：
    • Active - HyperViewウィンドウで荷重ケースをアクティブにします。
    • Last - 結果ファイルの荷重ケースのリスト内の最後の荷重ケース。
    • Multiple - Selected Load Casesオプションをアクティブにします。このオプションを使用すると、 Select Load Cases ウィンドウから複数の荷重ケースを選択することができます。

    Exclude and Hide Entities

  7. Exclude and Hide Entities： 結果のルーピングから除外し、画像キャプチャーの間にグラフィックス領域に表示させないことを希望するエンティティを選択します。
    • 以下のエンティティを選択して除外、非表示にすることができます：
      • Sets - Entity SelectionをクリックしてSelect Setsウィンドウを開き、必要なセットを選択します。
      • Components - Entity Selectionをクリックして、グラフィックス領域からコンポーネントを選択します。

    Exclude Entities

  8. Exclude Entity Type： モデル内の、ルーピングから除外したいエンティティを選択します。
    • これらのエンティティは、画像キャプチャーの間にグラフィックス領域で非表示にはなりません。
    • 以下のエンティティを選択して除外することができます：
      • Sets - Entity SelectionをクリックしてSelect Setsウィンドウを開き、必要なセットを選択します。
      • Components - Entity Selectionをクリックして、グラフィックス領域からコンポーネントを選択します。
  9. Number of Layers： 上記で選択されたエンティティに加えて除外したい、隣接する要素の層の数を選択します。

    Advancedの設定

  10. Start Loop With： ループがコンポーネントまたは荷重ケースでスタートされるべきかを指定します。
    注: ループの実行に際し現れるInteractive Result Table内の列と行も、選択されたこのオプションに基づいて相互交換されます。
  11. Overview of each Load Case： 結果内の各荷重ケースの概要を確認するには、このチェックボックスを選択します。完全な概要は、その時点でのモデルのセットビューを選択されたページ / ウィンドウ上に捉えます。結果は、スケールファクターなしで示されます。
  12. Export： Loop ResultsをDocumentまたはPresentationにエクスポートします。
    以下は、Exportの設定で使用できるオプションです：
    • All： すべての結果がエクスポートされます。
    • Above： 定義されている閾値より上の結果がエクスポートされます。
    • Below： 定義されている閾値より下の結果がエクスポートされます。
    • Equal to： 定義されている閾値に等しい結果がエクスポートされます。
    • Critical： 閾値のユーザーインターフェース内で定義されているレッドリミットを上回る結果がエクスポートされます。このオプションは、閾値が定義されている場合にのみ表示されます。
    • Overview： 各荷重ケースについての概要結果がエクスポートされます。このオプションは、各荷重ケースの概要オプションが選択されている場合にのみ表示されます。
  13. Loop Over Hotspots： Reportによって検知されたホットスポットをループします。このフィーチャーを使用するには、Image内で追加のフィーチャーを有効にする必要があります。
  14. Split Table： インタラクティブ結果テーブルを、指定された最大行および列に基づいて、より小さいテーブルに分割します。