バッチモードでのレポートの作成

バッチモードまたは非インタラクティブモードでレポートを実行、エクスポートします。

予め定義されたレポートテンプレートから標準化されたレポートをバッチモードで作成することが可能です。バッチモードプロセスは、手動による介在なしにコンピュータ上で一連のジョブを実行します。Reportでは、結果処理ジョブは、手動による介在なしに実行できるようにセットアップされます。入力データはすべてスクリプト、コマンド行パラメータ、またはジョブコントロール言語を介して予め選択されています。

Report用にバッチモードプロセスを実行するには、WindowsまたはLinuxのTerminalのCommand Promptダイアログで、コマンドを与えます。Reportバッチモードプログラムは、データファイルのセットを入力として取り込んでそれらを処理し、出力データファイルのセットを生成します。この操作環境はバッチ処理として定義されます。これは、入力データがファイルの一団(=バッチ)に収集され、プログラムによってバッチ内で処理されるためです。


図 1.
重要: バッチ モードでReportを実行する場合、コマンド 行ではフルパスのみを使用してください。相対パスを使用すると、バッチモードが正しく実行されなくなることがあります。
  1. HyperWorks実行可能ファイルをそのフルパスと共に入力します。
    オプション 説明
    Windows <Altair HyperWorks Installation Folder>\hwdesktop\hw\bin\win64\hw.exe
    Linux <Altair HyperWorks Installation Folder>\scripts\hv
  2. Report Batch Mode Tclファイルをそのフルパスと共に入力します。
    <installation_directory>\hwdesktop\mv\scripts\tcl\report\main_batch.tcl
  3. 入力レポートテンプレートレポートのフルパスを入力します。
    <Input Report Template File Path>
  4. 出力レポートファイルのフルパスを入力します。ソリューションによって生成されるその他すべての出力は、最終出力レポートが生成される場所と同じディレクトリに保存されます。
    <Output Report Path>
    注: Masterファイル(5)およびWorking Directory(6)引数はオプションです。
  5. Masterファイルドキュメントのファイルパスを入力します。
    <Document or Presentation Master File Path>
  6. 作業ディレクトリフォルダーのパスを入力します。レポートの実行中に生成された出力はすべて、ここに保管されます。
    <Working Directory Folder Path>
  7. レポートテンプレートのパラメータを同じシーケンスに入力します。

    <Arguments Full File Path>

    レポートテンプレートファイルのパラメータを見つけ出すには、HW File > Open > Report Templateを使ってレポートテンプレートを開きます。