交差する2D要素の結合

交差する3角形および4角形の2D要素を結合します。

いくつかのコンポーネント \ 要素を同時に結合できます。メイン（マスター）エンティティとして定義されたコンポーネントは保持されます。2D要素が正しく交差していることを確認することをお勧めします。

  1. メニューバーからMesh > Boolean Operationをクリックします。
    Boolean Operationダイアログが開きます。
  2. 実行するブーリアン操作のタイプを選択します。
    • Unionの場合


      図 1. Union
    • Subtractの場合


      図 2. Subtract
  3. ”All entities to Boolean”セレクターを使用すると、ブーリアン操作に関与するすべてのコンポーネントまたは要素が選択されます。

    保持するメイン（マスター）エンティティ内に存在しない定義されたエンティティは、セカンダリ（スレーブ）と見なされます。ブーリアンのすべてのエンティティを保持するメイン（マスター）エンティティとして定義する場合、エンティティは交差してコンポーネントに結合されますが、内部シェルは削除されません。ブーリアン操作では、内部シェルが囲まれており、これらが保持するメイン（マスター）エンティティとして定義されていないエンティティに属している場合は、この内部シェルのみが削除されます。これら両方の条件が満たされない場合、内部シェルは削除されません。

  4. ”main entities to preserve”セレクターを使用すると、内部シェルから削除したくないコンポーネントが選択されます。
  5. 閉じていないシェルを含むコンポーネントが他のコンポーネントに結合されており、これらによって閉じたシェルを作成する場合、Consider connected components as one shellチェックボックスを選択することによって、削除する内部シェルを決定する際に結合済みシェルは閉じていると見なされます。
  6. Keep intersect edgesチェックボックスを選択すると、結合エッジが作成されます。
  7. Local remesh at contactsチェックボックスを選択すると、指定された交差近くの要素がパラメータに基づきリメッシュされます。
    三角形要素の入力の場合は、1次の三角形要素がリメッシュされます。四角形要素の入力の場合は、リメッシングは混合要素で実行されます。
  8. ”Number of layers”には、リメッシュする交差エッジに追加するレイヤーの数を指定します。
  9. ”Feature angle”には、リメッシュ済み要素を捕捉するためのフィーチャー角度を指定します。
  10. ”Growth rate”には、リメッシュ時に使用する成長率を指定します。
  11. Runをクリックします。