Seamリアライゼーション
Seamコネクターのリアライゼーションのプロセスと方法の概要。
Seamリアライゼーションプロセス
Seamリアライゼーションのプロセスの概要。
- リアライゼーションタイプを選択します。
- mesh independent
- 節点結合を必要としないリアライゼーションを使用し、結合は主にソルバー固有のカード(PAM-CRASHのLLINKなど)を介して定義されます。
- mesh dependent
- 他のすべてのケースではこちらを使用します。
- mesh dependentを選択した場合、メッシュを調整するか、あるいはリアライゼーションの調整を行うかどうかを指定する必要があります。
- Adjust mesh
- プロジェクションは直交するように行われ、メッシュが投影ポイントに合わせて調整されます。
- Adjust realization
- メッシュは変更されません。その代わり、非直交または不完全なリアライゼーションとなります。多くのリアライゼーションタイプは、ボディ要素に結合されたヘッド要素を定義します。これらのリアライゼーションタイプの場合、ヘッド要素は、メッシュを修正することなく結合をリアライズし、ボディ要素が法線方向に作成されます。
- 次に、調整方法について決定します。
- Adjust mesh
- 次のサブオプションを含みます:quad transitionとremesh。
- Adjust realizations
- 次のサブオプションを含みます:find nearest nodes、project and find nodes、ensure projection。
- quad要素の調整のためのインプリントをスキップするかどうかを選択します。

Seamリアライゼーション手法
シームリアライゼーション手法のさまざまなオプションの概要。
Mesh Independent

Mesh Dependent – Adjust Mesh – Quad Transition - Imprint
- Quad Transition
- 投影ラインの周りに完全な形状の四角形要素を作成します。四角形要素のサイズはメッシュサイズの平均で定義されます。1つのプロジェクションポイントから次の完全な一組の要素から作成されます。また、このオプションを使用し、四角形要素からもseamsが作成でき、完璧にモデル化されたTエッジを通してリンクするコネクションをリアライズします。
- Imprint
- 四角形要素の移行を伴うメッシュ依存のリアライゼーション作成時、複数のコネクターセットのそれぞれの間隔が近すぎる場合、四角形要素の移行メッシュが重なり合ったり、互いに緩衝し合ったりすることがあります。imprintオプションは、相互の移行などを調整し、基底にあるメッシュを結果に合わせて修正して、シームレスかつ適切にメッシュされた最終結果を作成します。
Mesh Dependent – Adjust Mesh – Quad Transition – Skip Imprint
- Quad Transition
- 投影ラインの周りに完全な形状の四角形要素を作成します。四角形要素のサイズはメッシュサイズの平均で定義されます。1つのプロジェクションポイントから次の完全な一組の要素から作成されます。また、このオプションを使用し、四角形要素からもseamsが作成でき、完璧にモデル化されたTエッジを通してリンクするコネクションをリアライズします。
- Skip Imprint
- quad transitionのための最後のステップが実行されるのを回避します。その代わり、要素パターンを含むコンポーネント^conn_imprintが作成されます。これらの要素はConnector Imprintパネルを使用して、後で手動でインプリントして修正することができます。
Mesh Dependent – Adjust Mesh – Remesh

Mesh Dependent – Adjust Realization – Find Nearest Nodes

Mesh Dependent – Adjust Realization – Project and Find Nodes

Mesh Dependent – Adjust Realization – Ensure Projection
ensure projectionオプションを使用する場合、リアライゼーションに最低限必要な条件は、直交投影可能であることです。リアライゼーションは、1つのプロジェクションポイントから次に向かう方向に実行されます。プロジェクションポイントがシェルの節点と一致する場合、それらは重複節点として整合されます。
ensure projectionは、コネクターの位置がメッシュと揃っていない限り、ソルバーからみて不完全な結合定義を生みます。このプロジェクション方法の有利な点は、プロジェクションポイントを正確に指定できることです。
