Transfer Path Details

伝達経路の詳細を確認するには、Load tab > Path tab > Path Details...を選択します。



図 1.
Path Detailsダイアログは、下記の3つの領域に分かれています:
  • 経路コントロールボリュームアクティブ化領域---定義されているあらゆるコントロールボリューム内の経路をアクティブ化できます。
  • 経路詳細のコンフィギュレーションテーブル---経路の詳細をサマリー一覧の形で確認できます。
  • 経路詳細管理タブ---経路の詳細を定義できます。
Load
以前に保存されたTPAコンフィギュレーションファイルを読み込むには、Loadをクリックします。
Save
このダイアログを通して何らかの経路伝達情報を入力した場合、情報を保存するにはSaveをクリックします。TPAコンフィギュレーションファイルとして保存が可能です。
OK
加えられた変更を保持し、Path Detailsダイアログを閉じてLoad > Pathサブタブに戻るには、OKをクリックします。
Cancel
経路詳細が最後に保存されて以来加えられた変更を破棄し、Load > Pathダイアログを閉じてLoad > Pathサブタブに戻るには、Cancelをクリックします。

Point

Input point description
一部の伝達経路に関連した物理点、特に取り付け点と結合点の描写に使用されます。4つのレベルに分けられており、これらのレベルは、同様の記述を共有するすべてのポイントからの寄与を集めるために使用されます。
L1: subsystem
そのポイントが属するサブシステムの名称を入力します(例: Frt Susp)。
L2: component
そのポイントが属するコンポーネントの名称を入力します(例: Strut Cntr Mnt)。
L3: point
ポイントの名称を入力します(例: LHS)。
L4: dofs
経路が定義されるポイントにおける自由度を選択します。
Point ID
ポイントの節点IDを入力します。
Point name
ポイントの名称を入力します。
Point LCS
そのポイントで定義される解析座標系が存在すれば、それを入力します。
Path label
そのポイントにおいて定義される経路の特定に使用されるラベル。
Reverse input direction
車輛座標系から反転された方向を指定します。
Advanced selection
ポイントがどのコントロールボリュームに属するかを指定します。
Assign control volume
コントロールボリュームを選択し、ポイントを割り当てます。
コントロールボリュームは、Assign control volumeドロップダウンメニューから作成、名称変更、削除が可能です。オプションのうちのいずれかを選択すると、ダイアログが表示され、タスクの実行をアシストします。

TF

Path label
詳細をこのタブで指定する経路を特定するために使用されるラベル。
TF file path
必要であれば、読み込みたいTFファイルを選択します。
Subcase ID
この経路に使用されるべきサブケースを選択します。
Subcase label
上記Subcase IDに対応したサブケースラベル。
Advanced selection
TFを確認または修正するためのオプション。
TF type
使用可能なタイプのリストからTFタイプを選択します。
Response ID
使用可能なIDのリストからTF応答IDを選択します。
Component
TPAが実行可能なTFコンポーネントを選択します。
Use modified TF
応答寄与スタディのためにTFを修正する方法には、下記の2つがあります:
  • Scale TF – TF値をスケーリング
  • Use target value – ターゲット値を使用
その他のオプションには以下のものがあります:
By value
特定の値をdBまたは倍数のフォームで入力します。
Frequency range
修正が適用される範囲を入力します。
Apply to
修正が適用される経路を指定します。オプションには、Selected PathPaths in SubsystemおよびAll Pathsがあります。

Force

Path label
詳細をこのタブで指定する経路を特定するために使用されるラベル。
Force file path
必要であれば、読み込みたい荷重ファイルを選択します。
Force type
使用したい荷重のタイプを選択します。
Grid ID
荷重がリカバーされた節点のIDを選択します。
Element ID
荷重が使用されるべき要素のIDを選択します。
Component
使用したいコンポーネントのタイプを選択します。
LCS
荷重が出力される局所座標系を指定します。
Reverse force direction
上記で指定された局所座標系内の荷重の方向を反転します。
Advanced selection
荷重を確認または修正するためのオプション。
Subcase ID
荷重を確認または修正したいサブケースを選択します。
Subcase label
上記Subcase IDに対応したサブケースラベル。
Use modified force
応答寄与スタディのために荷重を修正する方法には、下記の2つがあります:
  • Scale force – 荷重値をスケーリング
  • Use target value – ターゲット値を使用
その他のオプションには以下のものがあります:
  • By value – 特定の値をdBまたは倍数のフォームで入力します。
  • Frequency range – 修正が適用される範囲を入力します。
  • Apply to – 修正が適用される経路を指定します。

Frequency

Path label
詳細をこのタブで指定する経路を特定するために使用されるラベル。
Frequency table
結果が使用可能もしくは計算されるべき周波数のリスト。
Advanced Selections
周波数ベースまたはRPMベースの荷重を指定します。デフォルトでは、このオプションはfrequencyにセットされています。RPMを選択した場合、次数も割り当てることができます。
Global TPA frequency selection
TPAが実行され、すべてのTPA経路に適用される周波数。
デフォルトでは、TPA周波数には荷重の周波数が使用されます。これは、TPAは、荷重ファイルよって捕捉された荷重ケースランを実行するもう1つの方法にすぎないためです。
伝達関数と荷重範囲の組み合わせの外側の周波数は、TPA周波数セットに割り当てることができません。いかなるデータセットについても、外挿はサポートされていません。
Global interpolation
伝達関数、荷重またはTPAに適用される内挿手法を選択します。
デフォルトでは、TPA周波数セット(デフォルトは荷重周波数セット)について伝達関数情報が使用できない場合、TPA内挿手法が使用されます。

PM

Path label
詳細をこのタブで指定する経路を特定するために使用されるラベル。
Mobility type
表示したい加振のタイプを選択します。オプションには、point mobility (V/F)、point inertance (A/F)およびpoint receptance (D/F)があります。
Add connector mobility to
加振点が不一致なプロット内でコネクター加振点として追加するポイントを選択します。
Input/Connected PM file path
必要であれば、読み込みたいPMファイルを選択します。
Subcase ID
閲覧したいサブケースを選択します。
ラベル
上記Subcase IDに対応したサブケースラベル。
Point ID
PMが計算される節点のIDを選択します。
Component
表示したいPMのコンポーネントを選択します。