HyperGraph 3D

HyperGraph 3Dは、ウォーターフォール、サーフェスおよび3次元ラインデータなどの3次元プロットを管理、レビューおよび分析するための、HyperWorksと完全に統合された3次元プロッティング環境です。



図 1.

各機能には、マウス、ユーザー定義のメニュー、および標準のWindowsユーザーインターフェースを使って簡単にアクセスすることが可能です。他のHyperWorksアプリケーションと統合されたセッションを含むあらゆる解析セッションは、自動プロセスとして何度でも実行し、新しいデータのセットを処理することが可能です。3次元グラフィックスウィンドウは完全に動的であり、縦横比が変わったり軸ラベルを失ったりすることなく、回転、平行移動、拡大縮小をサポートします。

HyperWorksは、3次元プロットの照会に強力なツールセットを提供します。平面およびサーフェス両方の断面が3次元データを介して渡され、断面プロットを生成します。その他の照会ツールは使用が容易で、データ上をクリックするとX、Y、Z値が表示されます。

またHyperWorksには、次数計算、ビジュアライゼーションおよびXYプロット内での次数のプロッティングを含むウォーターフォールデータを構築、分析するための機能が用意されています。さらに、HyperWorksはさまざまなフォーマットに対応した3次元データリーダーを備え、広範な数式ライブラリを使って数式や回帰式から3次元プロットを生成することができます。

利点

  • ウォーターフォールプロットは、大きさvs.周波数、もしくは次数vs.時間または絶対値をサポート
  • スケーリング、DFT、または応答データのリサンプリングにより次数を計算
  • データにズームインしても、軸の値の表示を保持
  • 1つのセッション内に存在する3次元プロットのページ群は、1つのXYカーブへ従属が可能XYカーブを更新すると、すべての3次元カーブに変更が自動的に更新
  • ユーザーインターフェースは、典型的なWindowsアプリケーションおよびHyperGraph 2DHyperViewとの間に整合性を有する
  • レポートおよびプレゼンテーションに3次元プロットの高品質なイメージキャプチャーを包含
  • コマンドレイヤーによるオープンアーキテクチャがベース。追加の数学関数、ファイルリーダー、ダイアログ、プルダウンメニュー、および右クリックメニューを簡単に追加可能