デバッグファイルビューアー

シミュレーションプリファレンスでデバッグファイルの作成オプションを選択したうえでシミュレーションを実行すると、生成された.dhdfファイルのデータをデバッグファイルビューアーで確認できます。

リボンのツールメニューからデバッグファイルビューアーを選択し、.dhdfファイルを読み込んで次の操作を実行します。

  • モデルに記録されたすべての信号にアクセスします。
  • モデル階層の任意の信号をプロットします(時間に対する結果)。
  • 同じプロット上に複数の信号をプロットします。例えば、ブロックに入力された信号とブロックから出力された信号を表示します。
  • 2回の繰り返しから得られたデバッグファイルを表示し、そのファイルをまとめてプロットすることで、特定の繰り返しでの変更がシミュレーション結果にどのように影響しているかを評価します。
  • 右クリックしてコンテキストメニューを開くと、プロットの凡例とツールヒントの表示と非表示の切り替えや表示の変更が可能です。

デバッグファイルの作成

モデルのデバッグに使用できる.dhdfファイルに、モデルの信号データなどのシミュレーション結果をキャプチャーします。

  1. モデルを読み込んだ後、リボン上のシミュレートアイコンにカーソルを合わせて、シミュレーションパラメータをクリックします。
  2. シミュレーションパラメータダイアログで、デバッグタブを選択します。
  3. デバッグファイルの作成オプションを選択します。
  4. ファイル位置で、デバッグファイルを保存するためのオプションを選択します。
    • モデルファイルと同じディレクトリ:このオプションを選択すると、モデル名を基にしたファイル名が自動的に割り当てられます。
    • ファイル名とディレクトリを入力:このオプションを選択した場合は、該当の欄にファイル名とパスを入力します。
  5. シミュレーションの完了後にデバッグファイルビューアーを自動的に起動して.dhdfファイルを開くには、デバッグファイルを表示を選択します。
    NoteColonSymbol または、リボンでツール#menucascade-separatorデバッグファイルビューアーの順に選択し、開いたビューアーから目的のファイルに移動します。
  6. OKを選択します。