HyperLaminateソルバー

HyperLaminate Solver (HLS)は、多用な面内荷重および熱荷重条件下での複合積層材の解析のための古典的な積層板理論を使用します。

ソルバーは、HyperMeshのHyperLaminateモジュールに統合されています。下記の機能が用意されています:
  • HLS荷重ケースの定義と編集
  • 各積層の解析用HLS荷重のサブセットの選択
  • 解析の実行
  • 各積層の解析結果のレビュー
  • 結果の外部ファイルへの出力
積層材がLaminate Browserから選択されている状態でDefine/Editペインの左下隅にAssign LoadCasesが表示されます。このボタンは、LoadCase DefinitionGUIを起動し、解析する現在の積層材のHLS荷重ケースの選択を可能にします。


図 1. . LoadCase Definitionダイアログは、現在の積層材のための荷重ケースの選択を可能にします。
荷重ケースが選択されると、Calculateボタンをクリックして現在の積層材における解析を開始することができます。計算が終了すると、Review/Resultsペイン上に以下の結果タブが表示されます。
  • Stiffness/Material Matrix
  • Mid-Plane Results
  • Global System Results
  • Material System Results
  • Principal Results
  • Invariant Results

これらの結果は積層材が更新されるまで残ります。積層材が更新されると、結果はもはや有効ではないため、結果タブは削除されます。Calculateボタンをクリックすると、HyperLaminate Solverが再度起動され、更新された積層材定義に関する結果タブが表示されます。