荷重の適用
モデル構築プロセスの最後のステップは、拘束と荷重を適用し、座標系を作成してそれをアサインすることです。
荷重を適用する前に、荷重コレクターを作成します。荷重は荷重コレクターに割り当てられた色によって表示されます。荷重と拘束の大きさは、モデルユニットに依存し、boundary conditionパネルで修正できます。
HyperMeshは、グローバル座標系内ですべての荷重を保存、表示します。計算に使用される解析コードにより、荷重は適切なローカル節点出力座標系に変換されます。
- Acceleration
- 節点に加速度を適用。加速度は、ラベルA(オプション)のついた矢印で表示されます。ラベルには加速度の値も表示されます。
- Constraint
- 拘束または強制変位を節点に適用。拘束は三角形で表示され、拘束により影響を受ける自由度を示すラベルがオプションで表示されます。
- Equations
- 節点間の一般的な拘束式を適用。ラベルEQと共に式が表示されます。
- Flux
- 流束荷重を節点に適用。流束は、太い矢印とオプションのラベルflux(オプション)で表示されます。ラベルには流束の大きさが含まれます。
- Forces
- ユーザー指定のベクトルに沿った集中荷重を節点に適用。集中荷重は、ラベルF(オプション)のついた矢印で表示されます。ラベルには荷重の値も含まれます。
集中荷重のLinear Interpolation入力ファイルは、空白で区切られた以下の6つの値を必要とします:
<X location> <Y location> <Z location> <X component> <Y component > <Z component >
- Moments
- ユーザー指定のベクトル回りのモーメントを節点に適用。モーメントは、ラベルM(オプション)のついた矢印で表示されます。ラベルにはモーメントの値も含まれます。
モーメントのLinear Interpolation入力ファイルは、空白で区切られた以下の6つの値を必要とします:
<X location> <Y location> <Z location> <X component> <Y component > <Z component >
- Pressures
- 分布荷重を要素または形状に適用。分布荷重は、ラベルP(オプション)のついた矢印で表示されます。ラベルには荷重の値も含まれます。
圧力荷重のLinear Interpolation入力ファイルは、空白で区切られた以下の4つの値を必要とします:
<X location> <Y location> <Z location> <magnitude>
- Temperatures
- 温度拘束を節点に適用。温度は、温度が適用された節点位置を始点とした上向きの直線とオプションのラベルTで表示されます。
温度のLinear Interpolation入力ファイルは、空白で区切られた以下の4つの値を必要とします:
<X location> <Y location> <Z location> <magnitude>
- Velocities
- 速度を節点に適用。速度は、ラベルV(オプション)のついた矢印で表示されます。ラベルには速度の値も含まれます。