中立面への板厚の割り当て
ソリッドパートの中立面となるシェル要素に板厚を割り当てます。
パートの中立面を表す形状サーフェスは、midsurface機能を使用して抽出された場合、その定義が保存された板厚情報を持ちます。板厚データは、パート全体に対して1つの値または変数関数で持つことができます。
Midsurface Thickness Mapスクリプトは、プロパティ経由で、サーフェスからの板厚データを関連する節点 / 要素にマップします。このスクリプトで、板厚データのコンターを確認することもできます。
Contourをクリックし、指定したオプションに基づき、選択した要素 / 節点上に板厚のコンタープロットを作成します。このオプションは、節点または要素に板厚を割り当てることはなく、レビュー / 表示機能のみです。Midsurface Thickness Mapマッピング操作を適用する前にこのユーティリティによる結果を可視化し、検証するのに非常に便利です。
Assign thickness toオプションの下でProperties on elements、Properties on components、Organize onlyのいずれかを選択した場合、HyperMeshは、コンター処理時のOrganization method設定と、その分類に基づいてコンター値を使用します。これによって、コンターが適用される結果と一致します。
Assign thickness toオプションにElementsまたはProperties on componentsを選択し、Thickness calculation methodにNodal valuesを選択した場合、値は、実際に適用される節点の値と完全に一致します。複数サーフェスに共有されるエッジ上の節点には複数の板厚が適用されます。この状況下においては、HyperMeshでは、コンターには1つの値しか提供できないため、常に1番最初の値が選択され、与えられたすべての値に完全に一致することはありません。