2D BLメッシング

閉じたループを形成するエッジのセット / グループによって定義される平面セクション上に境界層付き、または境界層なしの2Dメッシュを作成します。

エッジ要素(エッジ要素のタイプはPLOTEL)により完全に囲まれている場合、領域は閉じられていると認識されます。作成される要素コンフィグレーションはリニアの四角形要素(quad4)と三角形要素(tria3)です。

2D BLメッシュの作成

2D平面領域を境界層を含めてメッシングします。

制約事項: CFDユーザープロファイルが読み込まれている場合に、Engineering Solutionsでのみ使用できます。
  1. メニューバーからView > Utility menuをクリックし、Utilityブラウザを開きます。
  2. Generate Meshで、Generate 2D BL Meshをクリックします。
    2D Boundary Layer Meshダイアログが開きます。
  3. 2D Native BL (planar)タブを選択します。
  4. Default Value欄に、ほとんどのコンポーネントに適用されるデフォルトの値を入力します。
    1. 1st Layer Thicknessに、要素の最初の層の板厚を入力します。
    2. Growth Rateに、レイヤーからレイヤーへの境界層の板厚の成長率を入力します。
    3. Bound Typeで、境界層タイプを選択します。
      Wallを選択し、コンポーネントエッジに沿って境界層を作成します。Bound TypeがFarfield、In/Outlet、Symmetryに設定されている場合、境界層は作成されません。
      注: コレクター内のBound TypeがFarfield、In/Outlet、Symmetryに設定されているエッジ要素は、形状を定義するのに使用されますが、要素サイズ / 密度を左右するものではありません。


      図 1.
  5. Add collectorをクリックして、2D断面境界を定義するエッジ要素(要素タイプPLOTEL)を含むコンポーネントを選択または追加します。
    選択されたコンポーネントにデフォルト値(1st Layer Thickness、Growth Rate、Bound Type)が割り当てられます。


    図 2.
  6. 境界層のないエッジ上の節点シードをできる限り管理するため、Retain node seeding on edge w/o BLチェックボックスを選択します。
    境界層内部に位置する境界層ではない節点では、管理されません。境界層内部に配置された節点のみ管理されます。
  7. Number of boundary layers欄に、作成される境界層の数を入力します。
  8. Max perimeter element aspect ratioの値を満足させる境界層要素を作成する目的でエッジを改善することにより境界要素のアスペクト比を調整するには、Allow boundary node insertionチェックボックスを選択します。


    図 3.
  9. Max perimeter element aspect ratioの値を満足させる境界層要素を作成する目的で境界節点を移動させることにより境界要素のアスペクト比を調整するには、Allow boundary node movementチェックボックスを選択します。


    図 4.
  10. Generate 2D BL meshをクリックします。
2D BLメッシュが作成されます。






図 5.