AcuCleanDir

これらのファイルは、結果を表示するために必要です。個別のファイルや一連のファイルを削除すると、出力データベースが読み取り不能になる可能性があります。ファイルの削除後に結果を表示するには、AcuSolveを再実行してそれらのファイルを再作成する必要があります。

AcuCleanDirというコマンドラインツールを使用して、ACUSIM.DIR内のフィールド出力ファイルを管理することもできます。このツールを使用すると、選択した出力タイプ、ステップ、または実行全体を削除できます。このツールでは、節点データのみを操作し、時系列データは操作しません。

AcuCleanDirを使用するには:

  1. WindowsスタートメニューからStart > All Programs > Altair Hyperworks <version> > AcuSolve > AcuSolve Cmd Promptの順にクリックしてAcuSolveコマンドプロンプトを開きます。
  2. 問題が保存されているディレクトリに移動します。
  3. 適切なオプションを指定してacuCleanDirコマンドを実行します。
    • “channel”という問題の実行2を削除するには:
      acuCleanDir -pb channel -run 2 -delrun
    • 各結果タイプの最後の時間ステップを除くすべての時間ステップを削除するには:
      acuCleanDir -pb channel -run 2 -ts abl

      ここで、ablは“all but last”(最後を除くすべて)を意味する文字列です。

    • 使用可能な最初と最後の時間ステップの間の時間ステップから節点出力と節点レジデュアル出力を削除するには:
      acuCleanDir -pb channel -run 2 -ts F:L:2 -types out,onr
      ここで、-typesのオプションは次のとおりです。
      out NODAL_OUTPUT
      odq DERIVED_QUANTITY_OUTPUT
      onr NODAL_RESIDUAL_OUTPUT
      ora RUNNING_AVERAGE_OUTPUT
      ota TIME_AVERAGE_OUTPUT
      rst RESTART_OUTPUT
      oee ERROR_ESTIMATOR_OUTPUT
      oae ERROR_ESTIMATOR_OUTPUT - 時間平均
      acuCpProbeFilesというコマンドラインツールを使用して、指定されたAcuSolveシミュレーションの結果を要約できます。このスクリプトを実行すると、ACUSIM.DIR内の関連ファイルと.logファイルが、コマンドライン引数–tdirで指定されたディレクトリ(デフォルトはPROBE.DIR)にコピーされます。PROBE.DIRディレクトリを単独で使用して、AcuProbeで結果を調べることができます。節点出力はPROBE.DIRには保存されないことに留意してください。
      acuCpProbeFiles -pb channel -run 1 –tdir PROBE.DIR