AcuConsoleデータベース(*.acs)

データベースを作成または保存すると(File > NewFile > Save、またはツールバーを使用)、AcuConsoleによって.acsという拡張子のデータベースファイルが作成されます。問題がセットアップされ、メッシュが生成されて、解に達すると、その時点で保存された.acsファイルには解を再作成するのに十分な情報が含まれます。
.acs  
説明 AcuConsoleのデータベースファイル - 問題定義、メッシュ設定、解法、およびCFD問題に関する他の設定が含まれています。
場所 ユーザー指定
名前 <problem>.acs<problem>はユーザーが指定する)
ファイルタイプ バイナリ、HDF5
注: このファイルは、AcuConsoleを使用して作成、オープン、および編集されます。このファイルを他の方法で編集しないでください。

AcuConsoleのデータベースファイル(拡張子.acs)には、AcuSolveシミュレーションに関するすべての内容が保存されます。.acsファイルは、AcuConsoleによって最初は空のテンプレートとして作成され、シミュレーション定義のさまざまな段階で内容が追加されていきます。完了すると、データベースには、モデル形状、メッシュ設定、有限要素メッシュ、初期状態、境界条件、解法、およびCFD問題の解析に必要な他の設定が格納されます。

ユーザーによる操作や変更はすべて、データベース(.acsファイル)に直ちに保存されます。したがって、コードやマシンのクラッシュなどが発生した場合でも、データが失われることはありません。データベースを保存すると(File > Saveまたはツールバーの )、既存のデータベースが.acs.bakファイルにコピーされ、新しい.acsファイルがディスクに書き込まれます。

終了するときに、変更内容を保存するかどうかを尋ねられます。変更内容を保存しない場合は、.acs.bakファイルが.acsファイルに移動され、現在のセッションのコミットされていない変更内容が上書きされます。ユーザーが実行したすべての操作はデータベースに保存されます。

AcuConsoleの同一セッションで複数のメッシュを作成すると、データベースサイズが大きくなる可能性があります。“古い”メッシュに関連付けられたディスク容量を解放するには、データベースを閉じる際にCompress the databaseオプションを有効にします。このオプションを有効にすることをお勧めします。データベースをさらに圧縮するには、次のオプションを設定してください。File > Preferences > Data Base > Database圧縮オプションをGzip=1,shufに設定します。このように設定すると、データベースを最初に開くときに通常より時間がかかりますが、ディスク上のデータベースサイズが大幅に縮小されます。