組み合わせ荷重

SnRDソリューションでは、静的および動的荷重タイプでのきしみ・がたつきの解析が可能です。したがって、ポスト処理モジュールでは、組み合わせた荷重モジュールで組み合わせのシナリオを調査できます。

たとえば、路面荷重(荷重ステップ1内)と熱荷重(荷重ステップ2内)を重ね合わせて、S&Rパフォーマンスに対する影響を確認できます。この計算は、解析を再度実行することなく、SnRDポスト処理モジュール内で完結できます。また、スケール係数を適用して、すでに実行されたモーダル法による過渡解析や線形静荷重ケースの線形性を利用することもできます。

この例を考えると、振動荷重を解析済みのシステムに対して、部品間のギャップに熱膨張の影響を後から考慮することができます。これにより、部品間のがたつき現象を評価するための新しいギャップ寸法が計算されます。また、開いているギャップが接触状態になっているかどうか、またはきしみが生じる可能性があることを示すプリテンションを検出することもできます。
New Nom. Gap = Original Nom. Gap – Rel Disp in Z for LC affecting gap
図 1.
可能性のあるすべての組み合わせの概要を以下に示します:
図 2.