チュートリアル

SnRDを使用して、多くの産業にわたるさまざまな製品のきしみ・がたつきの問題を評価および調査できます。典型的なユースケースには次のようなものがあります。
  • リスクおよび根本原因(動的)分析 - 動的 / 非定常荷重条件でのモデルのきしみ・がたつき問題を評価します。
  • 品質感(静的)分析 - 静的 / タッチポイントの位置でのモデルのきしみ・がたつき問題を評価します。
  • 熱の影響を受ける車両の運転 - 複数の荷重条件が与えられた場合のシステムのきしみ・がたつき問題を評価します。すなわち、車両は直射日光の下に置かれた後に走行します。
  • 製造の変動性スタディ - コンポーネントの厚み、取り付け剛性、モード減衰など、製造のばらつきに基づくシステム内のきしみ・がたつき問題の予測に使用します。

必要なファイル

以下に、ここで扱うさまざまなユースケースのチュートリアルアクティビティを実行するのに必要なファイルのリストを示します。

チュートリアルファイルは、<HyperWorks Installation Directory>\hwdesktop\demos\snrにあります。

表 1. 必要なファイル
Folder ファイル / フォルダー 説明
001_model
  1. tutorial_ip_snr_model.hm
  2. geometriclines.stp
  1. E-ラインのないクリーンモデル
  2. ジオメトリラインを含むCADファイル
002_dts_and_material_data
  1. dts_document.csv
  2. materialdb_sar.csv
  1. 寸法トレランス仕様CSVファイル
  2. ユーザーが作成した材料データ
003_loads
  1. excitation_X.csv
  2. excitation_Y.csv
  3. excitation_Z.csv
  4. excitation_XYZ.csv
X、Y、Z、および組み合わされた荷重方向の荷重定義ファイル
004_model_with_elines
  1. tutorial_ip_snr_model.fem
  2. tutorial_ip_snr_model_pre_output
  1. 事前定義済みE-ラインを含むモデル
  2. E-ラインデータを含む事前出力ファイル