ボクセルメッシング

ボクセルメッシングは、閉空間をあらかじめ定義したサイズのボクセル（ヘキサ）要素でメッシュするのに使用します。

このメッシュタイプは、主にトポロジー最適化で使用されます。応力解析での結果には何の意味も持ちません。

ボクセルを正常に作成するためには、ボリュームはT接合やフリーエッジを含まない形状要素またはシェル要素（四角形または三角形）として閉じられたものでなければなりません。ボクセル（ヘキサ要素）は設計空間コンポーネントに保存されます。ボクセルサイズと設計領域の構成（例えば、どのパートやサブシステムが含まれたかまたは除外されたか、対称定義が使用されたかなど）を保存するDesign Spaceエンティティも作成されます。

ボクセルメッシュの作成

メニューバーから、Mesh > Create > Voxel Meshをクリックします。
1つのボリュームを閉じるシェル要素を含むコンポーネントを選択します。

注: 複数のボリュームが選択された場合、法線を手動で調整する必要があります。
1. パネル領域で、compsセレクターを使用してコンポーネントを選択します。
2. proceedをクリックします。
Voxelmeshダイアログが開きます。
オプションを定義します。
- T接合とフリーエッジをチェックするには、Perform element checkチェックボックスを選択します。
  検出された場合、結果は関連する名前のコレクターに保存されます。
- 自動的に法線を調整（内側向き）するには、Adjust normalsチェックボックスを選択します。
  これは、１つのボリュームのみが選択された場合にのみ機能します。ボリュームは内側に空間を含む可能性があります。
- （閉じられたボリュームに接していない場合であっても）各座標方向内に隠れた領域を埋めるには、Fill undercutsチェックボックスを選択します。
  これらの要素はコンポーネントhexasfillに保存されます。
- ボクセルメッシュを作成し、ボリューム内の節点数に応じて9つ（hexas0、hexas1...）のコンポーネントに保存するには、One component for each number of inner nodesチェックボックスを選択します。
  注: hexaフェイスの中心とボリュームエッジの1つが交差する場合、内部節点が0になることがあります。
- メッシュを整列させるのに沿わせる座標系を選択するには、Use local coordinatesチェックボックスを選択します。
  選択が行われない場合、グローバル（基本、スクリーン）座標系が使用されます。
Edge size for hexa elementsを設定します。

注: ボリュームをラッピングするボックスに対して節点のグリッドが作成されるため、非常に小さい値を指定するとメモリ使用量が高くなることがあります。
- エッジサイズ用に1つの値を入力するには、Cubesを選択します。
- x、y、zエッジの長さを入力するには、Rectanglesを選択します。
Startをクリックします。
Use local coordinatesチェックボックスを選択すると、座標系を選択するように促されます。座標系を選択し、proceedをクリックします。