SimSolid解析とOptiStruct解析

構造解析を実行する際に、ソルバーとしてSimSolidまたはOptistructのどちらを使用するかを選択できます。

Inspireで構造解析を実行する際に、SimSolidソルバーまたはOptiStructソルバーを使用するオプションがあります。どちらのソルバーにも固有の機能があり、さまざまな状況で最適に使用されます。

SimSolidソルバーを使用する場合 OptiStructソルバーを使用する場合
  • 設計解析の焦点
  • 線形静
  • モーダル振動
  • 形状変更の迅速な再解析
  • 複雑なパート
  • 大アセンブリ
  • 実線のみ
  • 設計最適化の焦点
  • 一方向パート
  • 小アセンブリ
  • サーフェモデルスとソリッドモデル
  • メッシュベース
  • モーション解析

SimSolidソルバーには、形状編集機能(SimSolidスタンドアロン版には非搭載)と、Inspireで解析を実行する際に極めて高速に結果を出力する機能があります。線形静解析と共振解析は、SimSolidソルバー、すべての境界条件、結果視覚化を使用する際にサポートされます。SimSolidはInspireのソルバー機能を拡張して、大規模アセンブリや複雑なパートの解析を大幅に高速化します。SimSolidソルバーは解析でのみ有効で、最適化には使用できません。

注: SimSolidソルバーは現在、SimSolidバージョン2019.5ベースです。