板厚制約

トポロジー最適化の実行時に、最小板厚や最大板厚を指定して、形状内の梁タイプの部材の部材幅と直径を制御できます。部材幅は同じパラメータで制御されます。

最適化の実行ウィンドウで板厚制約を定義できます。

  1. 最適化アイコンにある最適化の実行 をクリックします。

  2. 最適化のタイプにトポロジーを選択します。
  3. 最適化の目標を選択します。選択された目標によって、最適化の実行ウィンドウ内で表示されるオプションが変わります。
  4. 板厚制約を入力します。

    • 最小板厚制約を設定するには、最小チェックボックスを選択し、テキストフィールドに値を入力します。
    • 最大板厚制約を設定するには、最大チェックボックスを選択し、テキストフィールドに値を入力します。最小板厚のみ、または最小板厚と最大板厚の両方を指定することができます(最大板厚のみの指定はできません。)
    • デフォルトの最小または最大の板厚制約に戻すときには、いつでも アイコンをクリックします。
  5. 必要に応じて、追加の最適化制約とオプションを定義します。
  6. 実行をクリックして最適化を開始します。
  7. 終了したら、実行名をダブルクリックして結果を表示します。
ヒント:
  • Inspire 両方の板厚制約のデフォルト値が用意されています。最小板厚制約を先に有効にした場合にのみ、最大板厚制約が有効になります。デフォルトの板厚は、平均要素サイズの3倍です。デフォルトの最大板厚は、“最小”欄に入力された値の2倍です。
  • 板厚制約が小さくなるほど最適化の実行時間は長くなるため、実行時間を適度な長さに保つために、形状を過度に詳細に設計しないようにします。構造的に重要なフィーチャーを認識しながらも、できる限り大まかなものにする必要があります。