モデル要素UserMsg要素では、MotionSolveメッセージの出力を制御できます。MotionSolveが標準出力に出力するメッセージはをすべて表示されます。
属性の概要
| 名前 |
プロパティ |
コマンドで変更可能か |
設計可能か |
| function |
Function |
× |
× |
| routine |
Routine () |
使用法
# Defined in a Python function
UserMsg_0 = UserMsg (routine=onError)
属性
コンパイルされたDLLで定義されるユーザーサブルーチン
- function
- 有効なユーザー関数を定義する文字列。
- データファイルから、UserMsgが定義されるユーザー定義のサブルーチンに渡されるパラメータのリスト。
- function属性は省略可能です。
- routine
- 文字列
- ユーザーサブルーチンの代替名を指定します。この名前は、“::”で区切られた情報の2つの部分で構成されます。1つ目は、ユーザー定義のサブルーチンを含む共有ライブラリへのパス名です。2つ目は、共有ライブラリ内の関数の名前です。
- 例: routine=”/staff/Altair/engine.dll∷myMsgSub”
- "/staff/Altair/engine.dllはDLLです。
- "myMsgSub"は、メッセージを書き込むときにMotionSolveによって呼び出されるこのDLL内の関数です。
- 属性routineは省略可能です。
- 指定しない場合、routineはデフォルトで"MSGSUB"になります。
ユーザー作成のPythonスクリプトで定義されたユーザーサブルーチン
- function
- 有効なユーザー関数を定義する文字列。
- データファイルからユーザー定義のサブルーチンに渡されるパラメータのリスト。
- function属性は省略可能です。
- routine
- Python内の呼び出し可能な関数へのポインタ。
- 例:routine=myMsgSub。
- myMsgSubは、モデルが存在する場所ならどこからでも呼び出すことが可能なPython関数またはメソッドです。
- 属性routineは省略可能です。
- 指定しない場合、routineはデフォルトでMSGSUBになります。
例
ファイルに書き込むユーザーメッセージを定義します。
UserGraphic (function="USER(0)", routine=myMsgSub)
def myMsgSub (msgid, time, par, npar, msgtype, iflag, endflag, message, outname):
# implementation goes here...
return 0
コメント
- プロパティの概要、使用理由、および拡張方法については、プロパティをご参照ください。