AcuSolveの実行
ACUSIM.DIR\*.* | |
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説明 | 解析結果に関連付けられたファイルが格納されているディレクトリ |
場所 | 次のファイルと同じディレクトリ: .acs |
名前 | このディレクトリ全体を単一のエンティティとして扱う必要があり、このディレクトリに変更を加えてはいけません |
ファイルタイプ | ASCII |
Acusim.cnf | |
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説明 | AcuSolveの設定ファイル |
場所 | 次のファイルと同じディレクトリ: .acs |
名前 | Acusim.cnf |
ファイルタイプ | ASCII |
.echo | |
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説明 | AcuSolveに渡されるコマンドの全リスト |
場所 | 次のファイルと同じディレクトリ: .acs |
名前 | <problem>.<runID>(<runID>は特定の問題に対するAcuSolveの実行回数を示す連続番号) |
ファイルタイプ | ASCII |
.inc | |
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説明 | AcuSolveに渡される解法コマンドのリスト |
場所 | 次のファイルと同じディレクトリ: .acs |
名前 | <problem>.ss.inc |
ファイルタイプ | ASCII |
.Log | |
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説明 | 解の計算時に生成された各サブプロセスのサマリー情報が含まれたシミュレーションのサマリーであり、AcuProbeやAcuFieldViewなどのポスト処理ツールに結果を読み込むための参照として使用されます。 |
場所 | 次のファイルと同じディレクトリ: .acs |
名前 | <problem>.<runID>.Log(<runID>は特定の問題に対するAcuSolveの実行回数を示す連続番号) |
ファイルタイプ | ASCII |
このファイルは結果を表示するために必要です。削除すると、出力データベースが読み取り不能になる可能性があります。このファイルを削除した場合は、AcuSolveを再実行してこのファイルを再作成する必要があります。
メッシュプロセスが完了し、すべての境界条件が作成されて、解法が設定された後に、AcuConsoleから問題をエクスポートすると、AcuPrepとAcuSolveで必要な一連のファイルが作成されます。メッシュはMESH.DIRというデフォルト名のディレクトリにエクスポートされ、入力ファイルは<problem>.inpに書き込まれます。
入力ファイルは、AcuSolveのシミュレーションに関する最も重要なアイテムです。このファイルは、一連のコマンドステートメントによってソルバーを初期化するために必要なすべての設定に対する参照を提供します。これらのコマンドステートメントは、メッシュ、初期状態、境界条件、またはユーザーサブルーチンに関連付けられた他の各種ファイルを参照することがあります。
.inpファイルは、シミュレーションに対する参照として保持される必要があり、MESH.DIRとともにシミュレーションの入力を構成します。.inpまたはMESH.DIRのどちらかが削除された場合は、ソルバーを実行できなくなります。問題を解析する前に、これらを再作成する必要があります。
AcuConsole内でメッシュに変更が加えられていない場合は、MESH.DIRに書き込まれるファイルは、AcuMeshSimによってMESHSIM.DIRに書き込まれるファイルとまったく同じです。AcuMeshSimを直接使用して再メッシング操作を実行し、入力ファイル内のMESHSIM.DIR内のファイルを単に参照できます。
AcuSolveは通常、AcuRunというラッパースクリプトによって起動されます。AcuRunは、AcuSolveのシミュレーション手順を制御します。これには、上記の入力ファイルが適切に参照されており、実行可能ファイルによって読み取り可能であることが必要です。最初にAcuRunは、AcuPrepを実行します。AcuPrepは.inpファイルを読み取り、現在の実行IDに関連付けられた一連の新規ファイルを生成します。AcuSolveでは.inpファイルで明示的に定義されていないコマンド一式が使用されるため、AUTO_SOLUTION_STATEGYコマンドを拡張するための<problem>.ss.incという新規ファイルが作成されます。.incファイルには、解法に関連付けられたいくつかの追加コマンドが含まれており、これらのコマンドは.inpファイルで定義されている場合も、定義されていない場合もあります。.inpファイルで定義されていない場合は、TIME_SEQUENCE、TIME_INCREMENT、STAGGER、CONVERGENCE_CHECK_PARAMETERSなどのコマンドは、デフォルト設定に基づいて.incファイルに自動的に定義されます。その場合は.incファイルがINCLUDEコマンドによって参照されることで、解法が完全に定義されます。
AcuPrepは.echoという拡張子のファイルも生成します。この.echoファイルは、AcuSolveを実行するために必要なすべてのコマンドの全リストを提供します。.inpファイルと.incファイルのすべての内容は、このファイルに書き込まれます。このファイルは、完了した各実行の全設定の記録としての役割を果たします。
AcuPrepが完了すると、AcuRunはAcuSolve(必要な場合)を実行した後、AcuViewを実行します。AcuSolveは、シミュレーションの出力が含まれた一連のファイルを生成します。ユーザーが操作する出力関連の主要ファイルは.Log ファイルであり、このファイルのデフォルト名は<problem>.<run ID>.Logです。この.Log ファイルには、シミュレーションの進捗のサマリーが記録されており、AcuPrep、AcuView、およびAcuSolveから得られた情報が含まれています。この.Log ファイルは、AcuProbe、AcuFieldView、HyperViewなど各種ポスト処理アプリケーションにシミュレーション結果を読み込むための参照としても機能します。これらのアプリケーションは.Log ファイルを解析して、問題名、実行ID、および作業ディレクトリを抽出するだけです。ポスト処理ツールに読み込まれる実際のデータは、APIを使用してAcuSolveソリューションデータベースに読み込まれます。このデータベースは、入力として問題名、実行ID、および作業ディレクトリを必要とします。