ファイルのオープン

ExcelのCSVファイルをTableViewに読み込むことができます。

TableViewでは、File > Open > TableFile > Open > Documentの順にメニューを選択することで、ExcelのCSVファイルを開いて読み込むことができます。

ファイルを開く際、表示されるすべてのセルの値は、Excel CSVファイルからのものです:



図 1.

Excelファイルへのリンクは、セッションファイルまたはレポートテンプレートに保存されます。TableViewでセル値を追加または変更した場合は、そのセッションファイルまたはレポートテンプレートを保存してから再度開くと、そのデータが失われます。TableViewで定義したフォーマット(境界線やフォントなど)とあらゆるルールに対する変更は、そのセッションファイルまたはレポートテンプレートを再度開くと復元されます。ExcelのCSVファイルへのリンクによって、TableViewで直接変更したデータが上書きされます。

以下の図は、条件付き書式を適用し、ExcelのCSVファイルへのリンクを設定したセッションを保存した後、TableViewで見たExcelデータを示しています。


図 2. TableViewに読み込んだExcelのCSVファイルで定義した条件付き書式

セッションファイルにリンクしたExcelファイルのデータを変更すると、TableViewに表示されたデータには更新したCSVが反映されますが、そこに定義した条件付き書式は変化しません。定義したルールは、ExcelのCSVファイルにあるデータに合わせてTableViewに表示されます。

レポートのオーバーレイ

オーバーレイ領域が定義されている際、そのオーバーレイ領域の行と列を、更新された値を共に付加することが可能です。

  • データはExcel CSVファイルからであるため、挿入モードはサポートされません。
  • レポート(オーバーレイ領域の有無にかかわらず)を適用すると、ファイルをセッションまたはレポートとして再度保存でき、Excel CSVへのリンクが保存されます。
  • オーバーレイ領域なしに複数回オーバーレイを行うと、最初のCSVファイルへのリンクのみがセッションまたはレポートに保存されます。
  • オーバーレイ領域ありで複数回オーバーレイを行うと、セッションまたはレポートとして保存する際に、CSVファイルへのすべてのリンクが消去されます。