設計空間の編集

フェイスを選択してドラッグすることで、設計空間を増やしたり減らしたりするには、+/-ツールを使用します。

設計領域を編集して1つまたは複数のバリアントを生成することで、マルチモデルトポロジー最適化が容易になります。


図 1.
制約事項:
  • ボクセル機能を最大限に活用するには、ボクセルが0,0,0にグリッド整列されている必要があります。既存のボクセルメッシュを編集または更新する際は、特に、このようにする必要があります。ボクセルが旧バージョンのHyperMeshまたは別のツールで生成された場合は、モデル全体を移動することで、ボクセルが0,0,0にグリッド整列されるようにしてください。
  • 1つまたは複数のボクセル要素が何らかの形で編集された場合は(分割、節点移動、サイズ変更など)、ボクセルの編集機能が無効になります。すべてのグリッドが均一サイズになると、この機能が有効になります。
  • +/-ツールによって編集できるのは、モデルサイズの10倍までです。
  1. 設計空間リボンから、+/-ツールをクリックします。


    図 2.
  2. 設計空間を選択します。
  3. ドラッグするフェイスを選択します。
  4. グラフィカルマニピュレーターをクリック&ドラッグして、選択した方向にフェイスを移動するか、マイクロダイアログに正確な値を入力します。
    • 矢印をドラッグすることで、軸に沿って移動します。
    • 四角形をドラッグすることで、面内を移動します。
    • グラフィカルマニピュレーターをクリックし、開いたマイクロダイアログ内の値を修正することにより、移動または回転させる正確な大きさを指定します。Enterキーを押して移動します。

    正の方向にドラッグすると、選択されたフェイスのプレビューがオレンジ色に変わり、負の方向にドラッグするとプレビューが赤色に変わります。

    ボクセルがドラッグされ、既存のボクセルと重なった場合、これらは複製されず、すべてのボクセルが正しく等値化されます。


    図 3.

例:ボクセルメッシュの編集

HyperWorksのツールを組み合わせて使用し、元のボクセル出力が長いまたは短いホイールベースになるように変更される例。

Voxelツール外でボクセルを編集可能ですが、そのためには、距離がボクセルサイズの倍数である必要があります。例えば、ボクセルサイズが10の場合、フェイスをドラッグする距離は10、20、30などである必要があります。大規模な変更が必要な場合は、ボクセルを削除、移動してから編集できます。

この例では、ハイライト表示されたボクセルを切り離し、移動ツールを使用してモデルのその部分を目的の場所に移動してから、グローバルツールを使用してボクセルを再生成し、ステッチングして再構築します。
注: これは、距離がボクセルサイズの倍数の場合にのみ可能です。例えば、ボクセルサイズが10の場合、フェイスをドラッグする距離は10、20、30などである必要があります。


図 4.