MAC - Displayタブ
MACユーティリティのDisplayタブでは、MACおよびCOMACサブタブを使用してMAC結果をフィルタリングしたり、様々なプロットオプションを選択することができます。
MAC結果のフィルタリング
MAC結果は、MAC閾値や周波数範囲に基づいてフィルタリングできます。結果テーブルは、コピーしてドキュメントに貼り付けたり、さらに処理するために.csvにエクスポートできます。周波数の差
一致するモードの組み合わせについて周波数値の差をプロットします。部分的なMAC(サブモデル)
サブモデルに基づくMAC値(部分的なMAC)は、構造内の相関の低い部分を特定するのに役立ちます。形状差異コンタープロット
形状差異は、選択したモードの組み合わせの結果を減算することで計算されます。値が大きいほど2つの振動形状の差異が大きいことを示します。CoMACコンタープロット
Coordinate Modal Assurance Criterion(CoMAC)は、個々の節点レベルでの相関の尺度です:MAC感度コンタープロット
MACの低い特定の節点の組み合わせに対するCoordinate Modal Assurance Criterion(CoMAC)です。MACの変更検討
MACに対する節点の感度は、CoMAC値の低い節点を除外することによって検討できます。これは、CoMAC節点テーブルで個々の節点を選択解除するか、サブモデルフィルターを使用してフィルタリングすることで実行できます。出力されるMACは、計算されて元のMACと比較されます。Displayタブ(さらにMACおよびCOMACサブタブ)をアクティブにするには、最初にファイルを読み込んで、Loadタブでオプションを選択する必要があります。
MACタブ
利用できるオプションには以下のものがあります:Sub Model | ドロップダウンメニューを使用して、対応するプロットの部分的なMAC(サブモデル)またはモデル全体を選択します。 | ||
フィルター | Filter Submodelsダイアログが表示され、様々なサブモデル / コンポーネントを表示または非表示にできます。
荷重ステップのリストからアイテムを選択するには、マウスまたは矢印キーを使用します。ツリー構造から複数のサブモデルを選択するには、CtrlキーとShiftキーを使用します。 目的のサブモデルを追加または削除するには、Add Selected Path ContributorsボタンまたはRemove Selected Path Contributorsボタンを使用します。 Select All、Select None、またはSelect Reverseボタンを使用すると、各リスト内のサブモデルを簡単に選択または選択解除できます。 |
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MAC Threshold > | MAC閾値を入力します(必要な場合)。デフォルトの値は0.6。 | ||
Start Freq | 周波数範囲の下限を入力します。 | ||
End Freq | 周波数範囲の上限を入力します。 | ||
Scan | Scanボタンをクリックすると、フィルタリングされたMAC結果の検索が実行され、その結果がテーブルに表示されます。 | ||
MACテーブル | モードの組み合わせのリストが以下の情報とともにテーブルに表示されます:
チェックマークは、そのアイテム / モードの組み合わせが検索に含まれることを示します。Select All、Select None、およびSelect Reverseボタンを使用して、アイテムを簡単に選択または選択解除することもできます(以下を参照)。 |
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Select All | テーブル内のすべてのアイテムを選択します。 | ||
Select None | 現在選択されているすべてのアイテムを選択解除します。 | ||
Select Reverse | 各アイテムの選択 / 非選択状態を反転します。例えば、選択されているチェックボックスからは、チェックマークを外して選択解除します。 | ||
Save | Saveボタンをクリックすると、テーブルを.csvファイルにエクスポートしてさらに処理できます。 | ||
Copy | Copyボタンをクリックすると、テーブルをコピーしてドキュメントに貼り付けることができます。 | ||
3d Bar | 以下のいずれかの3D棒グラフのプロットオプションを選択します: | ||
MAC | MACをプロットします。 | ||
Partial MAC | Partial MACをプロットします。相関の可能性のある構造内の部分を特定するのに役立ちます。 | ||
Modified MAC | このオプションは、Update MACオプションがCOMACタブで使用されると自動的にアクティブになります。 | ||
Display | Displayボタンをクリックすると、MAC、Partial MAC、またはModified MACがプロットされます。 | ||
Contour | 以下のいずれかのコンタープロットオプションを選択します: | ||
COMAC | COMACコンターをプロットします。以下のCOMACタブの説明をご参照ください。 | ||
MAC Sensitivity | 特定の節点の組み合わせについてCOMACコンターをプロットします。 | ||
Shape Diff | 形状差異コンターをプロットします。フィルターモードの組み合わせから結果を選択することで計算されます。出力されるコンタープロットでは、値が大きいほど2つの振動形状の差異が大きいことを示します。 | ||
Display | Displayボタンをクリックすると、Shape DiffまたはCOMACコンタープロットがプロットされます。 | ||
Bar Plot | 以下のいずれかの棒グラフのプロットオプションを選択します: | ||
Partial MAC | Partial MACをプロットします。 | ||
Mode Pairs | テーブルで選択したエントリに含まれるMode Pairsをプロットします。 | ||
highest/lowest | ドロップダウンメニューを使用して、MAC値が最も大きいか最も小さいモードの組み合わせをプロットします。 | ||
value | 最も大きいか最も小さいMAC値を指定します。 | ||
Display | Displayボタンをクリックすると、棒グラフがプロットされます。 | ||
2D Line Plot | |||
Freq Diff | 一致するモードの組み合わせについて周波数値の差をプロットします。 |
COMACタブ
Sub Model | ドロップダウンメニューを使用して、対応するプロットの部分的なMAC(サブモデル)またはモデル全体を選択します。 |
フィルター | Filter CoMac Submodelsダイアログが表示され、サブモデルの節点を含めるか除外できます。
荷重ステップのリストからアイテムを選択するには、マウスまたは矢印キーを使用します。ツリー構造から複数のサブモデルの節点を選択するには、CtrlキーとShiftキーを使用します。 目的のサブモデルの節点を追加または削除するには、Add Selected Path ContributorsボタンまたはRemove Selected Path Contributorsボタンを使用します。 Select All、Select None、またはSelect Reverseボタンを使用すると、各リスト内のサブモデルの節点を簡単に選択または選択解除できます。 |
Threshold < | COMAC閾値を入力します(必要な場合)。デフォルトの値は1.0。 |
Show | ドロップダウンメニューを使用して、NoneまたはNode Pairを選択します。 |
COMAC節点テーブル | 節点のリストが以下の情報とともにテーブルに表示されます:
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Display All | テーブル内のすべてのアイテムを選択します。 |
Display None | 現在選択されているすべてのアイテムを選択解除します。 |
Reverse Display | 各アイテムの選択 / 非選択状態を反転します。例えば、選択されているチェックボックスからは、チェックマークを外して選択解除します。 |
Scan | Scanボタンをクリックすると、フィルタリングされたCOMAC結果の検索が実行され、その結果がテーブルに表示されます。 |
lowest COMAC | COMACが最も小さい節点の組み合わせをプロットできます。ドロップダウンメニューをクリックして目的の設定を選択します。 |
Display | Displayボタンをクリックすると、COMACがプロットされます。 |
Update MAC | COMAC値の低い節点を除外 / フィルタリングすることで、MACに対する節点の感度を検討することもできます。テーブル内でCOMAC値の低い節点の横にあるチェックボックスを選択解除し、必要に応じてフィルタリングを実行してから、Update MACボタンをクリックします。Modified MACオプションがアクティブにされたMACタブが自動的に表示されます。 |