ブラウザ

ブラウザは、表形式、ツリーベースのフォーマット、またはその両方でモデルのパートを一覧表示し、モデルパートの表示を変更するためのコントロールを与えます。

これらはタブ領域に表示され、Viewメニュー内の各ブラウザオプションを使ってオンオフの切り替えを行うことが可能です。チェックマークは、ブラウザがその時点で表示されていることを示します。

View > Browsers > HyperWorksメニューから標準のブラウザにアクセスします。

ツリービューには、componentsやgroupsなどのコレクターが最上階層に表示され、elementsやsurfacesなどのコレクターが集められたエンティティが、その下に更に階層化された“子”として表示されます。

子エンティティにアクションを実行すると、そのエンティティに1つの荷重が含まれる場合でも、モデル内のすべての要素が含まれる場合でも、そこに含まれるアイテムのみに影響を及ぼします。ただし、1つの親エンティティ(コレクター)に同じアクションを行うと、そのエンティティのすべての子エンティティにもそのアクションが適用されます。

ブラウザは、作業を行う対象のパートタイプに応じて切り替わります。ほとんどのブラウザは、エンティティの並び替え、エンティティのフィルタリング、エンティティの検索に関し、同じ基本機能を有しています。ただし、多くブラウザには、そのブラウザに特化した右クリックコンテキストメニューやコントロールボタンのセットも存在します。コントロールボタンはツールバーに似ていますが、ツールバーのようにメニューをバーから独立させたりすることはできません。

エンティティの並び替え

ブラウザでフォルダー内のエンティティを並び替えます。

ブラウザで、カラムのヘディングをクリックします。

繰り返しクリックすることで、昇順と降順が切り替わります。

  • 名称をアルファベット順に並び替えるには、Entitiesをクリックします。
  • エンティティIDの番号順に並び替えるには、IDをクリックします。
  • 色でエンティティを並び替えるには、をクリックします。

ブラウザ属性(カラム)の設定変更

ブラウザでカラムとしてリストされる属性を設定変更します。

カラムのヘディングを右クリックしてポップアップメニューから適切な属性を選択することにより、カラムの追加または削除を行います。
  • 表示する属性を手動で選択するには、属性に対応するチェックボックスにチェックマークを入れ / 外します。
  • すべての属性を表示するには、Allをクリックします。
  • すべての属性を非表示にするには、Noneをクリックします。
  • 属性を隔離し、その他の属性はすべて非表示にするには、その属性の上にカーソルを移動してOnlyをクリックします。


図 1. ブラウザ属性の設定変更