キーボードショートカット

デフォルトのキーボードショートカット

表 1. 2次メニュー
キー ファンクションキー単独 + Shiftキー + Ctrlキー
F1 オンラインヘルプを表示 Color ページを印刷
F2 Delete パネル Temp Nodes パネル BMPファイルを保存
F3 Replace パネル Edges パネル  
F4 Distance パネル Translate パネル  
F5 Mask パネル Find パネル  
F6 Edit Element パネル Split パネル JPEGファイルを保存
F7 Align Nodes パネル Project パネル 全画面を表示
F8 Nodes パネル Node Edit パネル  
F9 Line Edit パネル Surface Edit パネル  
F10 Check Elements パネル Normals パネル  
F11 Quick Edit パネル Organize パネル  
F12 Automesh パネル Smooth パネル  
表 2. 表示のコントロール
ショートカット 詳細
インクリメントで回転
Ctrl 反時計方向、時計方向、および逆方向のインクリメンタルビュー
+、- インクリメントでズーム"+"は実際メインキーボードではShift =ですが、テンキー上では単に+です。
A アーク回転
B 以前の表示状態への復帰
C Center
Ctrl+Z 最後に行った選択を解除
Ctrl+Y 最後に行った選択をやり直し
Ctrl+R (Spherical) Clipping パネル
D Display パネル
F モデルをウィンドウいっぱいに表示
G Global パネル
H または F1 ヘルプを開く。パネルがアクティブである際は、そのパネルについてのヘルプを開き、メインページメニューからはヘルプの目次を開きます。
Ctrl h バックスペースキーと同様に機能
I ブラウザについて、Isolate/isolate only
Ctrl i 改行キーと同様に機能
M メニューを閉じ、グラフィックスウィンドウのみを表示。メニューを再度表示させるには、Mをもう一度押します。
O Options パネル
P プロット/リフレッシュ
R 回転
S ブラウザ内のセレクター
T 実際のビュー
Ctrl+T transparent components パネル
U ブラウザについて、Show/hide
V ユーザービュー
W Windows パネル
Z サークルズーム

キーボードショートカットのマッピング

キーボードショートカットは、頻繁に使用するタスクをキーボード上の1つまたはいくつかのキーを単に押すだけで素早く実行できるよう、HyperMeshの機能をキーまたはキーの組み合わせにマッピングするために使用できます。

Fキーのデフォルトのマッピングを例にとると、このFキーを押すと、グラフィックス領域のビューのズームと左右(上下)の移動を行い、現在表示されているモデルを画面いっぱいに再描画します。

デフォルトのショートカットマッピングは、様々なタスクについて自分だけのショートカットを作成するようカスタマイズすることが可能です。例:
  • 特定のHyperMesh パネルにジャンプする
  • HyperMesh *コマンドを使ってタスクを自動的に実行する
  • マクロを実行する
ショートカットの定義には下記のキーを使用することができます:
  • 文字および数字キー("標準"キー)
  • Ctrlと"標準"キー
  • Shiftと"標準"キー
  • CtrlShiftと"標準"キー
  1. メニューバーから、Preferences > Keyboard Settingsを選択します。

    Key-Command Mappingsダイアログが開き、そのマッピングに基づいた色使いでキーが表示されます。

  2. キーボードメニュー内のキーをクリックするか、もしくは自分のキーボード上のキーを押したままにして、適切なキーを選択します。
    選択されたキーは、青色でハイライト表示されます。
  3. 適切なコマンドを入力し、必要であれば、キーボードの画の下にあるメニューの表内にファイル名(Tclスクリプト用)を入力します。
  4. キーボードショートカットのマッピングを終えたら、OKをクリックします。
  • TabShiftEscCtrlAltBackspaceなど一部の特殊なファンクションキーは、マッピングすることができません。これらのキーは異なる色で確認できます。


    図 1.
  • パネルの特定のサブパネルにジャンプするには、ショートカット内のhm_pushpanelitemコマンドを使用します。例えば、Edit Elementパネル内のcombineサブパネルに進むには、次のコマンドを使います:
    hm_pushpanelitem {edit element} {combine}
    これで、特定のパネル内の最後に使用されたサブパネルに進むことができます。
  • HyperMeshコマンドファイルコマンドはいずれも、ショートカットキーに割り当てることができます。
  • キーボードショートカットキーには、インストレーションの際にデフォルトでマッピングされるものがあり、また一部はショートカットキーによってのみアクセスが可能な機能を使用します。それらのキーを新しい機能に再マッピングすると、元々割り当てられていた機能が失われてしまいます。そのようなショートカットには、下記のものがあります:
    ショートカット 詳細
    左、上、右、下にそれぞれインクリメントで回転
    Ctrl + 時計方向、反時計方向、逆方向のインクリメンタルビュー
    Ctrl + F1 画面のビットマップファイルを作成し、プリンタにスプール
    Ctrl + F2 画面のビットマップファイルを作成し、ディスクに書き出し
    Ctrl + F3 画面のPostScriptファイルを作成し、プリンタにスプール
    Ctrl + F4 画面のPostScriptファイルを作成し、ディスクに書き出し
    Ctrl + F5 画面のモノクロPostScriptファイルを作成し、プリンタにスプール
    Ctrl + F6 *.jpgスクリーンキャプチャーまたはアニメーションファイルを生成


図 2.


図 3.

例: キーボードショートカットのマッピング

モデル内のすべての要素を消去するショートカットキー"e"を作成するには、Key "E"の横のCommand欄に下記のコマンドを入力します:
*createmark elements 1 "all"; *deletemark elements 1;
Lines パネルにアクセスするショートカットキー"L"を作成するには、Key "L"の横のCommand欄に下記のとおり入力します:
hm_pushpanel ;
ヤコビアンが0.7未満であるすべての要素を見つけ出すためのマクロを実行するショートカットキー"J"を作成する場合: このマクロは既にUtilityメニューのQAページに存在しています。同じマクロをコールするには、Key "J"の横のCommand欄に下記のとおり入力します:
*evaltclstring "macroElementJacobian 0.7" 0
モデル内にビーム / バー要素が存在するかどうかをチェックしてそれらのみを表示するマクロを実行するショートカットキー"Shift + K"を作成するには:
  1. 下記のコマンドを含むfindbeams.tcl ファイルを作成します:
    Proc displayonlybeams {}
     *createmark elements 2 "by config" 60 63
           set beams [hm_getmark elements 2]
     *clearmark elements 2
     if { ![Null beams]}
             *displaycollectorwithfilter comps "none" "" 1 1;
             eval *createmark elements 1 $beams;
             *findmark elements 1 0 1 elements 0 2;
     } else {
                   hm_usermessage "No beam elements in this model"
     }
    }
  2. Key-Command Mappingsダイアログで、Shortcut KeyメニューからShiftを選択します。
  3. Key "K"の横のCommand欄に下記のとおり入力します:
    *evaltclstring displayonlybeams
  4. file欄の横の"..."ボタンをクリックしてブラウズし、findbeams.tclファイルを選択します。