Equationsパネル

Equationsパネルは、拘束方程式の作成、確認および更新に使用します。

場所:Analysisページ

拘束方程式は、方程式の従属節点にEQと記された独立節点および従属節点間のラインとして表示されます。

方程式は、NastranではMPC(Multipoint Constraint Equation)として、Abaqusでは*equationとして使用されます。

方程式は荷重コレクターとして分類されます。

Createサブパネル

従属節点は1つの自由度と重みを有しますが、独立節点はすべて6つまでの自由度と重量を有します。個々の節点の値を変更するには、updateサブパネルを使用します。


図 1. 選択された従属節点


図 2. 選択された独立節点


図 3. 作成された方程式
オプション 動作
dependent: node selector 作成する方程式の従属側に位置する節点をピックします。
independent: nodes selector 作成する方程式の独立側に位置する節点をピックします。
dependent node: dof1-6 従属節点に適用する自由度を選択します。
w 従属節点の重みを指定します。
dependent node: dof1-6 独立節点に適用する自由度を選択します。
w 独立節点の重みを指定します。
constant Abaqusソルバーインターフェースでのみ利用可能です。

Updateサブパネル

Updateサブパネルでは、要素の各節点の連続性、自由度、重み、拘束を編集できます。

それぞれの更新作業は、別の作業を開始する以前に完了しなくてはなりません。即ち、連続性の変更を行ったら、自由度または重みの変更に移る前に、updateをクリックする必要があります。1つのカテゴリーで変更を行い、updateをクリックしないうちに別の変更を行おうとすると、"The changes to the graphic menu items have not been applied.Proceed?"(グラフィックメニュー項目への変更が実行されていません。続けますか?)というメッセージが表示されます。
オプション 動作
equation selector 修正する式を選択します。
connectivity 連続性の更新または節点の追加または削除を行います。
dofs and weights 自由度と重みの更新または節点の追加または削除を行います。
dependent node: dof1-6 従属節点の更新する自由度を選択します。
w 従属節点の重みを指定します。
independent node: dof1-6 独立節点に適用する自由度を選択します。
w 独立節点の重みを指定します。
set all nodes / set single node
set all nodes
従属自由度と重み、独立自由度と重みへの変更を方程式全体に適用します。
set single node
節点ごとに変更を適用します。
constant Abaqusソルバーインターフェースでのみ利用可能です。

実行ボタン

ボタン 動作
create 式を作成します。
update 変更した内容で式を更新します。
reject 最後に行った変更を取り消します。
card edit 現在選択しているカードイメージを作業対象としてカードエディターを開きます。
review 従属節点か独立節点かの情報、節点に適用される自由度と重みなどを含む各節点の情報を表示します。
return パネルを終了します。