カーブ曲率表示の表示

曲率表示を表示して、曲率が曲線に沿って変化する様子を確認します。

ライン以外のカーブ上にある任意のポイントについて、そのポイントでカーブが持つ接線方向と曲率を表す円が構築できます。カーブの曲率とはこの円の半径の逆数であり、(1.0/半径)で計算できます。カーブ上の多数のポイントで曲率の値をサンプリングし、その値に比例した長さを持つ、カーブに垂直な法線ベクトルとして曲率を表示します。これらの各法線ベクトルの端点を接続してカーブを形成します。この後者のカーブは、NURBSカーブが"適切"かどうかを検証するために使用します。カーブの"適切さ"は、完全に主観的なものです。一般的に、曲率表示が連続的で、可能な限り円滑であれば、カーブは適切です。

  1. 1つまたは複数のカーブを選択します。
  2. カーブ曲率表示ツールを起動します。
    • ビューメニューからカーブ曲率表示を選択します。
    • Ctrl+Shift+Pを押します。
  3. 適用をクリックしてオブジェクトを選択し、"選択したオブジェクトに適用"をクリックします。
  4. 次のオプションから選択します。
    注: カーブを編集すると、曲率表示が更新されます。
    オプション 説明
    スケール 法線ベクトルのスケール係数を指定します。ほとんどの場合、デフォルト値5が適切です。
    密度 ポイントあたりの曲率サンプルの数を指定します。ほとんどの場合、デフォルト値10が適切です。
    選択をクリックして、曲率表示に使用する色を選択します。
  5. カーブ曲率表示コントロールパネルを閉じて、曲率表示を無効にします。
    注: 曲率表示は、このツールが開いているときは表示されたままになります。カーブ曲率表示コントロールパネルを開いたまま、モデリングを続行できます。
  6. オプション: 曲率表示を一時的にオフにするには、無効をクリックします。
  7. ツールを終了するには、Xをクリックします。