パートプロパティ

パートのすべてのプロパティは、プロパティエディターから直接アクセスできます。

いくつか重要なパートプロパティを以下に示します。
名前 パートの名前には、スペースを含む任意の文字を使用することができますが、" ' * ?$の使用は避けてください。これらの文字列は使用可能ですが、他のアプリケーション用にモデルをエクスポートする場合に問題が発生する可能性があります。
材料 モデル内のすべてのパートには、材料が割り当てられます。デフォルトの材料は鉄ですが、パートを右クリックしてコンテキストメニューから材料を選択して、異なる材料を割り当てることができます。
設計領域 パートが設計領域かどうかを指定します。最適化を行うためには、パートを設計領域に指定する必要があります。
グラウンド パートがグラウンドに固定されているかどうかを指定します。
質量プロパティ 質量のプロパティは、システムプリファレンスでMass Calculationがオンに設定されている場合にのみ表示されます。質量自動計算は、ボリュームと材料密度に基づいて質量の値を自動的に計算するかどうかを示します。
可視 選択したオブジェクトが、モデリングウィンドウで表示されているかどうかを示します。モデリングウィンドウ内でパートを表示または非表示にするには、モデルブラウザ内でそのパートのアイコンをクリックするか、可視化プロパティを使用します。パートが非表示になっている場合、モデルブラウザでは、そのパートのアイコンがグレー表示されます。
オブジェクトをモデリングウィンドウで表示する際の、そのオブジェクトに割り当てられている色を示します。デフォルトのパート色は灰色ですが、パートを右クリックしてコンテキストメニューから色を選択して、異なる色を割り当てることができます。
半透明 選択したオブジェクトの透明度を、パーセントで指定して変更できます。デフォルトでは、オブジェクトの透明度は0%です。
干渉認識 選択されたパートにおいて、モデルのパート同士の貫通を発生させない干渉認識が設定されているかどうかを示します。
移動可能 選択したパートが、モデリングウィンドウで移動できるか、またはその場所に固定されているかを示します。
メッシュプロパティ 要素サイズ自動計算は、計算に使用される最小要素サイズまたは平均要素サイズを自動的に計算するかどうかを示します。これらのサイズを入力することによって自動計算はオフになります。最小要素サイズを小さくすると、複数の小規模な要素を使用する領域の結果詳細が増えます。平均要素サイズは結果詳細全体をコントロールします。
最適化のプロパティ 板厚自動計算は、最小および最大の板厚値を自動的に計算するかどうかを示します。モデルのすべてのパートが計算対象となります。これらのサイズを入力することによって自動計算はオフになります。最小部材ギャップのプロパティを使用すると、トポロジー最適化のために構造部材間の最小距離を設定できます。
質量慣性モーメント 慣性モーメント自動計算は、質量慣性モーメントを自動的に計算するかどうかを示します。手動で成分値を入力するには、これを選択解除します。