重力

重力ツールを使用して、重力加速度(G)を適用し、方向を調整します。

場所:1)構造リボン、設定グループおよび 2)モーションリボン、荷重グループ


重力は、モデル全体に適用され、モデルファイルで保存されます。重力をオンまたはオフにするには、最適化の実行ウィンドウ、解析の実行ウィンドウ、およびモーション解析の実行ウィンドウで設定を使用します。

重力設定

重力加速度を入力し、重力の方向を定義します。

  1. 重力ツールを選択します。デフォルトでは、重力加速度(G)は、-z方向で9.80665 m/s2に設定されます。
  2. 右クリックしてデフォルト値を受け入れるか、マクロダイアログで重力加速度に別の値を入力します。
    1. 地球の重力のデフォルト値に戻すには、 アイコンをクリックします。
  3. オプション: 重力(G)の向きを反転するには、+/-アイコンをクリックします。
  4. オプション: マイクロダイアログのオプションを使用し、次のいずれかの方法で重力(G)のアラインメントを変更できます。
    • 重力方向モード または重力成分モード のいずれかを選択してから、 をクリックし、方向ベクトルまたは成分ベクトルを定義します。
    • XYZボタンを使用して、負のX、Y、またはZ方向に重力を揃えます。もう一度クリックして、正の方向に揃えます。
    • マイクロダイアログのツール移動を使用します。
  5. チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
注:
  • モデルの重力を定義するには、2つの方法があります。値と方向ベクトル(X、Y、Z)を入力するか、または重力をそのベクトル成分(Gx、Gy、Gz)によって入力することができます。成分値を入力すると、値が自動的に再計算されます。
  • 重力ベクトルは、非グラウンドパートの重心に引かれます。
  • モーション解析から重力を除外する場合は、重力加速度の値を0に設定するか、最適化実行、解析の実行、またはモーション解析の実行の設定で重力設定を変更します。
  • モーション解析は、構造リボンにある加速度ツールを使用して適用した加速度(g)を含めません。

マイクロダイアログオプション

マクロダイアログにあるオプションを使用して、重力ベクトルの方向とアライメントを編集します。 をクリックして、詳細オプションを表示します。



図 1. 重力マイクロダイアログ
値の向きを反転
重力(G)の向きを反転します。
大きさを指定
重力加速度の値を入力します。地球の重力のデフォルト値に戻すには、 アイコンをクリックします。
重力方向モード/重力成分モード
重力の定義方法を変更するために使用します。値と方向ベクトル(X、Y、Z)を入力するか、または重力をそのベクトル成分(Gx、Gy、Gz)によって入力することができます。 をクリックし、方向ベクトルまたは成分ベクトルを定義します。
回転
ツール移動を使用して、重力(G)の方向を回転します。
X、Y、Zグローバル軸に揃える
重力を負のX、Y、またはZ方向に揃えます。もう一度クリックして、正の方向に揃えます。
X、Y、Z軸成分を設定
をクリックし、X、Y、Zに方向ベクトルを入力して重力の方向を定義します。(たとえば1, 0, 0を入力すると、x軸の正の方向になります。)
Gx、Gy、Gz成分を設定
をクリックして、Gx、Gy、およびGzの重力成分ベクトルを入力して重力の方向を定義します。(たとえば、0, 0, - 9.81を入力すると、z軸の負の方向になります。)

ショートカット

動作 操作
ツールの終了 チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。