トランジェント、モーダルまたは線形結果を用いたFEAモデルのアニメーション表示
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DeformedパネルのDeformed shapeの下で、ドロップダウンメニューを用いて結果のタイプを選択します。
使用可能な結果タイプは、結果ファイル内の節点ベクトルにより決まります。(v)で示された結果ファイル内のすべてのベクトル結果タイプデータが選択可能です(変位、速度、加速度、回転、フォース、モーメントなど)。
Result Mathによりユーザーが作成した節点ベクトルを含め、結果ファイル内のすべての節点べクトルが、変形形状およびアニメーションの結果タイプとして使用可能です。環境変数hv_disable_animation_groupにより、すべての節点ベクトルの使用可否を制御します(デフォルト設定は“true”)。d3plot (LS-DYNA)、A0* (RADIOSS)、erfh5およびdsy (PAM-CRASH 2G)、fai (MADYMO)ファイルフォーマット、またはこれらのフォーマットから作成したH3Dファイルでは、複数のアニメーションソースをサポートしていません。MBDの例もサポートされていません。
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変形の倍率を選択します。
オプション 説明 Scale Factor 変形形状を作成するための変位倍率として使用されます。このオプションは、すべてのアニメーションモードで使用できます。 Model percent モデルの最大変形が現在のモデルサイズの指定パーセンテージとして表示されるよう、モデルの変形形状がスケーリングされます。モデルサイズは、すべてのモデル形状を含む軸に整列した境界ボックスの対角線の長さです。このオプションは、モーダルおよびリニアスタティックアニメーションモードで使用できます。 Model units 結果内の最大値が、定義されたモデルユニットの値で表示されます。 重要: このオプションは、モーダルおよびリニアスタティックアニメーションモードで使用できます。 -
変形に使用されるスケールのタイプを選択します。
- Uniform
- Component
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選択したスケールのタイプについて対応する値を入力します。
Uniformには、成分、X、Y、Z、および選択された座標系に対応した変位にスケールファクターを均一に掛けるための値をValue欄に入力します。Componentには、変位のX、Y、Z成分それぞれに、異なるスケール係数を指定します。指定した方向への移動を削除するには、0.0 と指定します。
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結果をコンター表示する結果座標系を選択します。
オプション 説明 Global System ベクトルおよびテンソル結果を全体座標系に変換します。 Analysis System ベクトルおよびテンソル結果をソルバーからの出力通りに表示します。 User System ベクトルおよびテンソル結果をユーザー定義の座標系に変換します。 このオプションは、結果ファイルにユーザー定義の座標系が含まれている場合に使用可能となります。
IDで座標系を選択するには、System入力コレクターをクリックします。または、モデリングウィンドウから座標系をピックします。
ユーザー座標系は、FEA座標系、MBDマーカー、またはユーザー定義のトラッキングシステムが可能です。
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変形の可視化に使用したい複素フィルターを選択します。
- mag*cos(wt-phase)
- mag*cos(wt+phase)
重要: このオプションは、複素結果を含むモーダルアニメーションの場合にのみ表示されます。 -
Applyをクリックします。
先に選択されたオプション群がモデルに適用されます。