IIHS前面(40%)貫入

ファイルの読み込み

File type
ソルバー出力結果のファイルの種類を選択します。オプションには以下のものがあります:
  • Radioss - TH
  • Radioss - A0
  • LS-DYNA - Nodout
  • LS-DYNA - binout
  • LS-DYNA - d3plot
  • H3D
  • 保存されている貫入データ
File name
ファイルブラウザアイコンをクリックし、選択したファイルの種類の出力結果ファイルを選択します。
Loaded files
このオプションは、以前に読み込まれたファイル群をセッションの同じインスタンスで復元します。現時点で読み込まれているファイル群を確認するには、下向きの矢印をクリックします。
Time History in Ref Coordinate System
時刻歴ファイル(nodout、binout、TH)用に:
  • 選択された結果ファイルは、選択されたファイルの種類について有効です。
  • すべての節点(応答位置)の選択ドロップダウン欄には、結果ファイル内で有効な応答の位置 / 節点が入力されます。
Intrusion with Seat Correction
新しい貫通の値がシートの後の変形によるエラーを起こさないよう、ターゲットの貫通ポイントにおける変位の値からシートマウントの変位を差し引きます。すべての値はまず参照座標系に基づき計算され、続いてシートの修正が行われます。この修正は、乗員が直面する貫通の正確な値を見極めるのに役立ちます。
Align with Global T = 0
このオプションをオンにすると、Time = 0での最初のアニメーションフレームにおける局所座標系を全体座標系に揃え、貫通の計算を行います。
Dynamic Max
最終時間ステップのみを読み出すのではなく、すべてのシミュレーションステップからの最大変形について、各ポイントの計算を個々に有効にします。

Ref coordinate system

このオプションは、局所座標系に対する変位の変換を行います。変位が結果ファイル内で変換された場合、貫通は変位の変換なしに計算されなければなりません。

Origin
d3plotおよびH3Dファイルについて節点を選択します。
矢印をクリックし、ドロップダウンメニューから節点をピックします。アニメーションファイルについては、節点番号を入力できます。
nodout、binoutおよびTHファイルについては、節点はドロップダウンメニューから選択できます。例:


図 1.

Seat mounts

シートマウントの入力(front right/leftおよびrear right/left)は、Intrusion of Seat Correctionを選択した後にアクティブ化されます。対応する位置における節点の座標系に対応するTime Historyチャンネルを選択してください。アニメーションファイルの場合、節点は画面からピックできます。したがって、入力は下記のとおりでなければなりません:
  1. 時刻歴ファイル(T01、nodout、binout)の場合、ソルバーから要求

    または、

  2. アニメーションファイル(H3D、A01、d3plot))の場合、画面上でピック

Measurement points

リストされている各計測ポイントについて、節点IDを選択します。位置には下記が含まれます:
  • A Pillar
  • B Pillar
  • Brake Pedal
  • Dash Center
  • Dash Left
  • Dash Right
  • Foot Rest
  • IP Left
  • IP Right

Curveオプション群

下記のカーブ表示オプションを編集することができます:

Title
カーブ名
Mode
カーブのプロットに使用できる標準のモード。ドロップダウンメニューから、AppendOverlay、またはReplaceを選択します。
Style
カーブの線種を選択します。
Width
カーブの線の太さを選択します。
Color
パレットからカーブの線の色を選択します。
Additional Points
クリックすると、Additional Measurement Pointsダイアログが開きます。ここでは、追加のポイントの場所と節点IDをピックできます。
Load/Save defaults
ユーザー定義の入力はデフォルトファイル(.def)として保存でき、将来使用するために再度読み込むことが可能です。参照座標系ポイント、シートマウントポイント、計測ポイントおよびカーブのオプション群がデフォルトファイルに保存されます。
Export Intrusion
最後に計算された貫通値をテキストファイルにエクスポートします。エクスポートされた貫通テキストファイルは後に、ファイルの種類としてSaved intrusion dataを選んで対応するファイルを選択することで再使用できます。
保存された貫通データをプロットするには、ファイルを直接選択し、カーブオプションを指定し、グラフをプロットすることが可能です。
Apply
Applyをクリックすると、最終結果をプロットするために下記のステップが実行されます:
  • 入力の検証
  • すべての計測点についての貫通の計算
  • 標準規則の限界プロットでの貫通プロットの作成。貫通の値はまた、別のTextViewウィンドウで表にされます。