HM-2050:要素からのサーフェスの作成
このプロセスで作成されるサーフェスは、一般的なサーフェスで、設計変更のための形状の編集、メッシング、更に形状情報のエクスポート(リバースエンジニアリングの応用などの目的)に使用することができます。要素のみを含むモデルから形状情報(サーフェス)を得たい場合に、これは特に有益です。
- 既存の要素を使用したサーフェスの生成
- プロット要素の作成
- 作成するサーフェスの調整
この演習では、hm.zipファイル内のfe_to_surf.hmを使用します。このファイルを作業ディレクトリにコピーします。

図 1.
モデルファイルを開く
このステップでは、モデルファイルfe_to_surf.hm を開きます。
シェル要素の作成
このステップでは、facesパネルを用いてソリッドメッシュの外表面にシェル要素を作成します。
要素からのサーフェスの作成
このステップでは、Surfacesパネルのfrom FEサブパネルを用いて三角形(フェイス)要素からサーフェスを作成し、パネルの挙動を理解します。
プロット要素でフィーチャーを捕捉
作成されるサーフェスの輪郭線を得ることは、目的とするサーフェスを作成するために必ず必要なステップです。これには、各サーフェスの境界が最終的にどのように形成されるかを示すプロット要素をサーフェス生成エンジンに提供する必要があります。これは、選択されたプロット要素が閉じたループを形成している場合にのみ正しく機能します。
新しいサーフェスは、三角形メッシュの特徴線を反映した境界を持ちます。三角形メッシュは、初期形状の特徴をある程度捉えることができます。
メッシュの特徴線に対応するプロット要素を作成します。これらのプロット要素は、edges、featuresおよびedit elementパネルを用いて作成することが可能です。Featuresパネルを使用すると、プロット要素の作成がほぼ自動で行えますが、目的のフィーチャーが必ずしも作成されるとは限りません。自動的に作成された特徴線を修正するための手動による修正機能が利用できます。
このステップでは、featuresパネルを用いて、三角形メッシュの特徴線を捕捉するプロット要素(^facesコンポーネント)を自動的に作成します。ブレーク角(隣り合うシェル要素間の角度)は30度とします。
特徴線の追加
このステップでは、新しい特徴線を追加します。
サーフェスの作成
このステップでは、from FEサブパネルを用いてサーフェスを作成します。








