Multiple Sample Analysis, Structures MSA - Display



図 1. NVH-Utilitiesブラウザ - Displayタブ > Run Info (Structures MSA)


図 2. NVH-Utilitiesブラウザ - Displayタブ > Parameter Effects (Structures MSA)

DisplayタブのRun Infoサブタブでは、特定の周波数または周波数域で最大および最小の応答のランについて、応答をプロットすることができます。また、特定のランで変数に使用されたランダム化された値も確認できます。Parameter Effectsサブタブでは、特定の周波数において応答の分散に寄与する感度の高いパラメータをプロットすることができます。このタブをアクティブにするにはまず、Loadタブでファイルを読み出す必要があります。

Run Info
最大および最小の応答を可視化できます。また、特定のランに使用されているパラメータを確認することも可能です。
Frequency Selection
特定の周波数または周波数域を選ぶためのオプションを選択します。
Specific frequency
Specific frequency欄に周波数を入力するか、もしくはスライダーバーを使って周波数の値を選択します。
Frequency Range
Frequency rangeは、自身の結果ファイルに基づいた使用可能な範囲を示します。
FromおよびTo欄を使って、目的に合わせて速度の範囲をカスタマイズすることが可能です。
Show highest runs
確認したい最大の応答を含むランの数を選択します。
Show lowest runs
確認したい最小の応答を含むランの数を選択します。
Display Options
Display Optionsダイアログでは、スケール、太さ、プロットレイアウトなど、プロットをカスタマイズすることが可能です。
Display
選択した最大 / 最小ランの応答プロットを表示させるには、Displayをクリックします。
Run Directory
Multiple Sample Analysisランを含むディレクトリを選択します。
Run Number
応答のカーブをクリックすると、対応するランの番号がリストされます。手動でランの番号を入力することも可能です。
Modal Parameters
このサブタブは、選択されたランで使用されているモジュールとランダム化されたモーダルパラメータ値、周波数および減衰をリストします。
Connection Parameters
このサブタブは、選択されたランで使用されている結合とランダム化された結合パラメータ値、剛性および減衰をリストします。
Rerun
このオプションを選択すると、更なる診断のために、選択されたランのランダム化されたパラメータ値を含んだソルバーデックを生成できます。HyperMeshセッションを開き、アセンブリを読み込み、ランダム化された値を、特定のランで使用されるパラメータにセットします。次に、更なるデバッグや要因の分析のための高度な診断オプションを含んだソルバーデックをエクスポートします。
Parameter Effects
特定の周波数において応答の分散に寄与する感度の高いパラメータをプロットすることができます。
Specific Frequency欄に固有の周波数を入力するか、もしくはスライダーバーを使って周波数の値を選択します。周波数の選択にスライダーバーを使用する際は、応答のプロット上に赤色のラインが表示され、スライダーバーをドラッグすると同時に、そのラインもドラッグされます。
Show Contrib
確認する感度寄与の数を選択します。
Parameter
寄与を確認するパラメータのタイプを選択します。
  • Modal frequency
  • Modal damping
  • Connection stiffness
  • Connection damping
Rank by
感度パラメータをフィルタリングする手法を選択します。
Export parameters
外部*.csvファイルで感度パラメータをエクスポートします。これは、ランダム化のためのcsvファイルからのパラメータ選択に、プリ処理で使うことができます。


図 3. Highest runs(Structures MSA)


図 4. Lowest runs(Structures MSA)