Altair Inspire Studio 2020.1
Inspire Studioバージョン2020.1には以下の新フィーチャーと機能拡張があります。
新機能:一般
ユーザープロファイル

データ交換のためにエクスポート
選択したオブジェクトを、他のAltair製品とのデータ交換に使用される共通ファイルフォルダにエクスポートします。たとえば、スタンピングシミュレーションを実行するために、ダイ設計をInspire StudioからInspire Formにエクスポートできます。このオプションは、右クリックメニューまたはファイルメニューからアクセスできます。
新機能:モデリング
3Dラインツール

新機能:ダイ設計
ユーザープロファイルから使用できます。
パートツール
まずパートを定義してから型抜き方向を調整して、型抜きダイを作成します。
バインダーツール
型抜きダイに1つ以上のバインダーを定義します。既存のサーフェスをバインダーとして割り当てるか、新規のサーフェスから平面を作成するができます。
余肉ツール
パートからバインダーまで伸びる1つ以上のサーフェスを作成し、ストレッチと成形をしやすくします。
ダイツール
バインダーをトリムしてラウンドを追加し、型抜きダイを確定します。オフセットを使用してマッチするダイを作成します。
機能強化
一般
- .3dmへのソリッドのエクスポートをサポートするようになりました
- HyperStudyのサポートを追加しました
- Linuxのバッチモードのサポートを追加しました
モデリング
- マニホールド作成ツールがトリメッシュ形状をサポートするようになりました。これは最初のリリースです。今後も変換結果の改良に努めていきます。
- 右クリックメニューを使用して、PolyNURBSからトリメッシュへの変換、またはその逆の変換が可能になりました。
PolyNURBS
- PolyNURBSの円の作成機能とワークフローを改善しました
- サーフェスをカーブに整列させる機能を追加しました
スケッチ
- 色の凡例を追加しました
- 円ツールとポリラインツールの自動一致と接線制約を改善しました
- ラインツールの制約を改善しました
- トリミング時の円弧セグメントの選択性が向上しました
- インポートしたエンティティに制約されたラインの堅牢性が向上しました
レンダリング
- シーン計算を高速化するためのインタラクティブレンダリングを改善しました
- インタラクティブレンダリング用にOptix Denoiserオプションを追加しました
- インタラクティブレンダリングおよび最終レンダリング用にIntel Denoiserオプションを追加しました
- アニメーションがフレーム#0ではなくフレーム#1から始まるように変更しました
- Theaレンダリングエンジンをv3.0に更新しました