材料とライブラリ

材料を作成し、材料をパートに割り当ててライブラリに整理します。

材料は、鉄、アルミ、プラスティックなど、パートを形作る物質です。材料の種類を指定してもパートの外観は決まりません。パートの物理的特性のみが決まります。

Inspireでは、最適化はソリッド材料とサーフェス材料の両方に実行でき、最適化ではこれらの材料の弾性挙動のみが考慮されます。最も一般的な構造材料は、適度な荷重が適用された際に弾性挙動を示します。適用された荷重の力に比例して変形し、荷重が取り除かれた際に元の位置に戻ります。過大な荷重をパートに加えると、そのパートは最終的に破壊されるか、恒久的に屈曲して元の形状に戻れなくなります。最適化は、高い荷重の下で屈曲や破壊が発生しないことを保証するものではありません。常に、設計がいつ、どのようにして破壊にいたるかを把握するために更なるエンジニアリングが必要となります。