Axesパネルを使用し、軸をプロットに追加することが可能です。

ラベル、色、スケーリング等、軸の属性は、Axesパネルで修正できます。このパネルは、AnnotationsツールバーからAxesボタンが選択された際、AnnotationsツールバーからAnnotationsメニューを選択した際、あるいは、HyperGraph 3Dウィンドウ内の軸ラベル上をクリックした際に表示されます。



図 1.
Apply to
任意の時点で、Selected axisまたはAll Axesに選択を適用することが可能です。
Selected axis
アクティブなタブの軸のみに、各変更を適用します。
All axes
X、YおよびZ軸に、各変更を適用します。
Across
選択は、Current plot、Current pageまたはAll pagesに適用できます。
With label
All Pagesの下のWith labelオプションは、With label入力欄に指定されたラベルを含む軸のみに各変更を適用します。

X、Y、およびZ Axisタブ

X Axis、Y AxisまたはZ Axisタブから、軸の属性を適用および編集することができます。

ラベル
軸ラベルは、HyperGraph 3D内の軸に沿って表示される1行の文字列です。Label欄に新しい名称を入力すると、HyperGraph 3D内で自動的に更新されます。
軸ラベルのフォントを変更するには、フォントボタンをクリックします。
軸ラベルの文字列を指定するインポートテンプレートを書くことができます。このテンプレートにより、Reportsパネルでプロットが構築された際、軸ラベルが自動的に含まれるようになります。
スケール
軸は、線形スケール(Linear)、対数スケール(Logarithmic)またはデシベルスケールdB10、dB20 scale)での表示が可能です。異なるスケールで各軸を表わすことができます。各軸に適切なスケールを選択するには、ラジオボタンを使用します。
dB10
HyperGraph 3Dは式Data = 10.0 * log10(Original_Data)を用いてカーブデータをスケーリングします。グラフ上にカーブが存在しない場合、デフォルトで、最小値は-30に、最大値は10となります。
dB20
カーブデータは式Data = 20.0 * log10(Original_Data)を用いてスケーリングされます。グラフ上にカーブが存在しない場合、デフォルトで、最小値は-60に、最大値は20となります。
最小値と最大値
カーブが構築される際、デフォルトによりそのカーブがウィンドウにフィットするよう、軸の最小および最大値が設定されます。異なるスケールタイプを選択すると、最小および最大値が自動的に変更されます。
MinとMax
これらの欄に、新しい最小、最大値を設定することも可能です。軸の最小および最大値を変更すると、その軸に沿ってプロットがスケーリングされます。
MinおよびMaxの値をデフォルト値に戻し、カーブがウィンドウを満たすようスケールするには、プロッティングのビューコントロール上のFitをクリックします。
Auto fit
選択された軸は、軸に追加された新しい棒グラフにフィットするよう、自動的にスケールされます。
Fit range
ビューコントロールからFitが選択された際に、現在の軸の値を復元します。
Font Properties
フォント、フォントスタイルおよびスケールタイプ値のサイズを変更するには、フォントボタンをクリックします。
Color Palette
プロット軸には、64色のうちの何れかを割り当てることができます。軸の色を瞬時に変更するには、軸リストから軸を選択し、次に、パレットから色を選びます。

軸目盛

Tics per axis
各軸上の目盛の数(または、軸が対数またはデシベルまたはdB10スケールの場合は、tics per decade=10毎の目盛の数)は、特定の数値またはインクリメントの何れかを入力することにより制御されます。
目盛の数を追加するには、ドロップダウンメニューからTics per axisを選択します。特定の間隔で目盛を追加するには、Tic incrementを選択します。各テキスト欄に数値を入力するか、ボタンを使って、現在の値を変更します。
Grids per tic
線形軸を使用している場合、Grids per Tic(または、軸が対数またはデシベルまたはdB10の場合は、Grids per decade)を使って、グラフ上のグリッドライン数を変更します。
Precision
固定小数点フォーマットおよび科学的記数法は共に、小数点の右の数を表示します。各フォーマットの精度は、Precisionテキスト欄に値を入力するか、もしくはボタンを使って数値を選択することにより、調整することが可能です。Precisionは、小数点の右側に表示される桁数を指定します。
Tic Format
軸の値は、下記の3つのフォーマットの何れかを使用して表示することができます。Tic Formatドロップダウンメニューを使って、以下のうちのいずれか1つを選択します:
Auto format
軸の値の表示に最も良いフォーマットを決定し、小数点以下の数尾のゼロを切り捨て
Scientific
指数フォームで値を表現
Fixed format
指定された小数点位置数を使用して、値を表現

Shading

グリッドの属性、背景色および軸の長さを変更するには、Shadingタブを使用します。

Grid style
グリッドの影付きスタイルの変更できます。グリッドスタイルを直ちに変更するには、スタイルのボタンをクリックします。オプションにはboxまたはlineが含まれます。
Grid line color
グリッドラインとワイヤーフレームの色を直ちに変更するには、パレットから希望の色を選択します。
Background color
3Dボックスの色を変更するには、カラーパレットから1色を選びます。
注: preferences.mvwファイルでのデフォルト設定の詳細については、Preference Filesをご参照ください。
Axes lengths
Automatic
HyperGraph 3Dは自動的に軸の長さの表示を調整し、グラフィックス領域を満たします。
Manual
スライダバーを使って、表示内の軸の相対的な長さを調整します。テキスト欄に新しい長さの値を直接追加することも可能です。