plug-inライブラリは、TclおよびTemplexスクリプト言語に基づいた2つの解釈済プラグインをサポートします:
解釈されるプラグインは簡単に作成および変更できますが、コンパイルされたプラグインと比べるとパフォーマンスが劣る場合があります。解釈されるプラグインは、Begin、OnRecordおよびEndというイベントをサポートしていると共に、table_info、record_infoおよびrecord_actionという関数をサポートするために、対応するインタープリターにいくつかの関数が追加されています。C++プラグインのAPIとは異なり、それらのイベントに引数は渡されず、インタープリターに追加されたクエリおよびアクション関数をコールする必要があります。オプションの引数は、XMLから渡され、
GetOptionコマンドを使ってプラグインから照会できます。このコマンドは、下記の2つのフォームをを持ちます:
- GetOption() - XML内で引数“opt_str” を指定することにより、プラグインに渡される文字列を返します。
- GetOption(key) - src、begin、onrecordなど、関数引数として解釈されない引数の値を返すキー値を受諾します。
オプションの文字列には、
@current_subcaseや
@current_stepなどのコンテキスト変数を含めることができます。Expression Builderは、
“opt_str”引数内の値を渡すことでオプションの引数をプラグインに渡すという方法のみをサポートしています(1つ目の形式)。
重要: Result Mathで記述されたプラグインにより使用される解釈は、HyperWorksアプリケーション内に含まれるものからは隔離されます。アプリケーション内で定義されている変数とプロシージャは、プラグインインタープリターには使用できません。