Biasing
バイアシングによって、ハンドルを移動させた際のメッシュ形状がコントロールされます。

図 1. 2Dドメインのバイアシング. 左上のモデルではすべての5つのハンドルがバイアシング値1.000に設定されています。右上のモデルは、4つのコーナーハンドルがバイアシング値1.000、中央エッジのハンドルがバイアシング値2.000に設定されています。左下のモデルではすべての5つのハンドルがバイアシング値2.000に設定されています。右上のモデルは、4つのコーナーハンドルがバイアシング値1.000、中央エッジのハンドルがバイアシング値0.500に設定されています。

図 2. バイアシングでメッシュのゆがみを減らす. 穴の部分のハンドルにバイアシング係数1.000が設定され、これで穴を下に移動させると、別のハンドルへの影響によってメッシュが折り重なってしまいます。(中央の図)このハンドルのバイアシング値を3.000に増やすことで、解消されます。(右の図)
バイアシングはモーフィング操作の後でも適用できます。make retroactiveチェックボックスを選択すると、モーフィング後にバイアシング値を変更でき、現在までに適用したモーフィングに、新しいバイアシングの値が反映されます。これは、すでに適用したモーフィングに適切なバイアシングの値を選択するのに便利です。最終的な形状を得るまで、モーフィングを適用し、適用後バイアシングを変更することができます。