Altair MediaView 2021リリースノート

新機能

HyperWorksでのビデオのポスト処理および相関処理
MediaViewは全面的にHyperWorksに統合されています。標準的な機能はすべて、更新されたワークフローで利用できます。頻繁に使用する各種ツールは、新しいMediaリボンにまとめられています。


図 1. Mediaリボン
Viewツールバーを使用して、ビュー、表示、視覚化を制御します。


図 2. Viewツールバー

機能強化

ビデオ設定
ViewツールバーのSettingsを使用してエッジ強調とピクチャ設定を変更します。新しい設定としてHueSaturationSharpnessがあります。これらの設定は、MediaViewのウィンドウに現在読み込まれているビデオおよび同じセッションにある同じビデオの各インスタンスにローカルに適用されます。


図 3. ビデオ設定
ビデオのプリファレンス
Hue(色相)、Saturation(飽和度)、Sharpness(鮮鋭度)などのピクチャ設定を変更するビデオプリファレンスが追加されています。適用した設定は、MediaViewのすべてのウィンドウ上でセッション全体に反映されます。これらの設定はHyperWorksの設定ファイルに保持され、次回のセッションに引き継がれます。


図 4. ファイルメニュー > プリファレンス - HyperWorksでのMediaView


図 5. プリファレンス > オプション - MediaView
MJPEGへのビデオの変換
HyperWorksの標準インストールには、MediaViewにビデオファイルを読み取るときにそのコーデックを変換する外部ビデオ変換機能が用意されています。これにより、最適な品質とパフォーマンスを備えた適切なフォーマットのビデオが得られます。この機能を使用するには、MediaViewのプリファレンス/オプションでAlways convert video to MJPEGを選択します。