HyperWorks Desktopの起動オプション
起動オプションは、特定の挙動または定義済みの特定の設定で、HyperWorks Desktopを起動します。
オプション群はアプリケーションの実行可能ファイルまたは起動スクリプトへのコマンド行オプションとして提供されます。
HyperWorks Desktop
- -b
- バッチモードをアクティブにするために、-tcl、-hwc、または-cオプションと組み合わせて使用されます。Tcl、HWCスクリプトまたはコマンドファイルが完了し次第、HyperWorks Desktopは終了します。
- -clientconfig <client_config_filename>
- 読み込むクライアントコンフィギュレーションファイルを指定し、読み込まれるクライアントおよびどのクライアントが利用可能かを定義します。ファイルが指定されていない場合は、デフォルトのclients.datファイルが使用されます。
- <filename>
- -clientconfigの値に応じて、下記の動作を実行します:
- 既知の結果ファイル – HyperViewクライアントでHyperWorks Desktopを起動し、モデルファイルおよび結果ファイルの両方に結果ファイルを読み込みます。
-
- -clientconfig hwtext.dat
- .mvw ファイル - .mvwファイルを読み込みます。アクティブなクライアントは、.mvwファイルから決定されます。
- -clientconfig hwvideo.dat
- .mvw ファイル - .mvwファイルを読み込みます。アクティブなクライアントは、.mvwファイルから決定されます。
- -clientconfigの指定なし
- .mvw ファイル - .mvwファイルを読み込みます。アクティブなクライアントは、.mvwファイルから決定されます。
- 既知の結果ファイル: 自動的に-clientconfig hwpost.datを使用し、モデルファイルおよび結果ファイルとして結果ファイルを読み込みます。
-
- -clientconfig hwpost.dat
- .txt、.html、.tplファイル – 自動的に-clientconfig hwtext.datを使用し、テキストファイルを読み込みます。
- -f <filename>
- <filename>と同様これは、他のオプションと一緒にファイルを渡す際に必要です。例えば、"-f model.hm -tcl model.tcl"
- -h
- HyperWorks Desktopの使用メッセージを出力します。
- -landscape
- 横置きですべてのページを出力するために、-pオプションと組み合わせて使用されます。
- -nobg
- HyperWorks Desktopを強制的にLinuxのフォアグラウンドで実行させるために-bオプションと組み合わせて使用されます。
- -p <mvw_file> [ps_file]
- 指定した用紙の方向で、mvw_fileにすべてのページを出力します。ps_fileが指定されている場合、ページはプリンターではなくps_fileというPostscriptファイルに出力されます。
- -portrait
- 縦置きですべてのページを出力するために、-pオプションと組み合わせて使用されます。
- -s <width>x<height>+<x>+<y>
- ピクセル単位で指定した幅と高さのウィンドウでHyperWorks Desktopを開きます。
- -tcl <tcl_filename>
- 指定したTclスクリプトを自動的に実行します。 注: -tclとファイル名の間にスペースが入ります。
- -hwc <hwc_filename>
- 指定したHWCスクリプトを自動的に実行します。注: -hwcとファイル名の間にスペースが入ります。
- -version
- HyperWorks Desktopバージョンを出力します。
- -wait
- Windowsで稼働している場合、キーの押下を待って終了するために、-bオプションと組み合わせて使用されます。
HyperMeshクライアント
- -a<subprofile_name>
- HyperMeshユーザープロファイルのサブプロファイルを指定するために、-u<profile>と組み合わせて使用します。注: -aとサブルーチン名の間にスペースは入りません。
- -batchcontext
- OpenGLバッチコンテキストをセットアップするために、-bオプションと組み合わせて使用されます。このオプションは、HyperMeshを正常に実行するためにコンテキストを要するマシンに必要です。このオプションを使用するには、DISPLAY環境変数が定義され、機能していなくてはなりません。
- -c<command_filename>
- 指定したコマンドファイルを自動的に実行します。 注: -cとファイル名の間にスペースが入らない点にご留意ください。
- -continue
- コマンドファイルを処理する際、エラー時に常に継続します(プロンプトを出しません)。
- -g
- 起動時にHyperMeshuser profileダイアログを表示します。
- -nobatchcontext
- OpenGLバッチコンテキストをセットアップしないために、-bオプションと組み合わせて使用されます。このオプションは、HyperMeshを正常に実行するためにバッチコンテキストを使用することが不可能なマシンに必要です。
- -nocommand
- HyperMeshにコマンドファイルの作成および書き出しをさせません。
- -nouserprofiledialog
- 起動時にHyperMeshuser profileダイアログを表示しません。
- -nowriteviewcommands
- HyperMeshにコマンドファイルへの表示のコマンドの書き出しをさせません。
- -r<result_filename>
- HyperMesh結果ファイルの名称を.res接尾部の付いた入力ファイル名または指定したファイルのいずれかに設定します。 注: -rとファイル名の間にスペースは入りません。
- -templex
- コマンドファイル内にTemplexステートメントを許可します。
- -t<template_filename>
- グローバルテンプレートを指定したファイルに設定します。 注: -tとファイル名の間にスペースは入りません。
- -u<profile_name>
- 起動時のHyperMeshユーザープロファイルの指定に使用します。 注: -aとプロファイル名の間にスペースは入りません。
例: 起動オプション
- Windows
- <altair_home>/hw/bin/<platform>/hw.exe -clientconfig hwfepre.dat -tcl /home/user/my_script.tcl
- Linux
- <altair_home>/altair/scripts/hw -clientconfig hwfepre.dat -tcl /home/user/my_script.tcl