HM-3410:面コネクターの作成

面コネクターが正しく機能するにはメッシングを行う必要があります。コネクターを既存有限要素メッシュの要素上に配置する場合、選択された要素とコネクターがマッチするよう自動的にメッシングされます。ただし、面コネクターをサーフェス、ラインまたは節点上に作成した後は、automeshオプション(これらの位置タイプのいずれかを選択すると表示される)を使って、コネクター面にメッシュを生成する必要があります。

このチュートリアルでは、接着剤接合の適用方法について学習します。内容:
  • 1回の操作で面コネクターを作成およびリアライズします。
  • 面コネクターを作成しますがリアライズはしません。
  • 以前に作成された面コネクターの有限要素表現を作成します。

この演習では、hm.zipファイル内のframe_assembly_1.hmを使用します。このファイルを作業ディレクトリにコピーします。

モデルファイルを開く

このステップでは、モデルファイルを開き、表示します。

  1. HyperMesh Desktopを起動します。
  2. User ProfileダイアログでOptiStructを選択します。
  3. OK をクリックします。
  4. 新規モデルを開くには、メニューバーから File > Open > Modelをクリック、または Standardツールバーのをクリックします。
  5. Open Modelダイアログで、ファイルframe_assembly_1.hmを開きます。
    モデルがグラフィックス領域内に表示されます。
  6. 回転、拡大/縮小などの表示調整オプションを使用してモデルを把握します。

コネクターブラウザ

このステップでは、コネクターブラウザを使用します。

  1. メニューバーからView > Browsers > HyperMesh > Connectorを選択してコネクターブラウザを開きます。
  2. コネクターブラウザのレイアウトを確認します。現時点では、モデル内にコネクターが存在しないため、ブラウザ内にコンポーネントもコネクターもリストされていません。
    注: コネクターブラウザは、モデル内のコネクターの表示と管理に使用します。ブラウザの上部はLink Entityブラウザと呼ばれ、モデル内のリンクエンティティの情報を表示します。ブラウザの中部はConnector Entityブラウザと呼ばれ、モデル内のコネクターのリストが含まれます。ブラウザの下部は、Connector Entity Editorと呼ばれ、Connector Entityブラウザ内で選択されたコネクターに割り当てられた属性を表示します。HyperMeshでは、結合タイプに応じてコネクターをグループ化します。


    図 1.

フランジ上部に接着剤結合を作成

このステップでは、フランジ上部のコンポーネントLeft_Rail_1およびLeft_Rail_2間に接着剤結合を作成します。

  1. モデルブラウザのComponentsフォルダーで、Left_Rail_1Left_Rail_2のみ表示します。
  2. 表示した2つのフランジの領域を拡大し、要素のつなぎ目を確認します。
  3. モデルブラウザを右クリックし、コンテキストメニューからCreate > Componentを選択します。
    新規にコンポーネントが作成され、エンティティエディター内で開かれます。
    注: HyperMeshこの新しいコンポーネントがカレントのコンポーネントに設定されます。
  4. Nameにarea_edit_panelを入力します。
  5. Areaパネルを開くため、Connector Entityブラウザ内を右クリックし、コンテキストメニューからCreate > Areaを選択します。
  6. locationセレクターをelemsに設定します。
  7. Left_Rail_1 コンポーネント上部フランジ上の要素を1つ選択します(下図参照)。


    図 2.
  8. elems >> by faceの順にクリックします。
    フランジ全体が選択されます。


    図 3.
  9. connect whatセレクターをcompsに設定します。
  10. compsをクリックします。
  11. コンポーネントLeft_Rail_1Left_Rail_2を選択します。


    図 4.
  12. selectをクリックします。
  13. tolerance=欄に10を入力します。コネクターは、この距離内にある選択されたエンティティを結合します。
  14. type=をクリックし、adhesivesを選択します。
  15. hexa thicknessをshell gapに設定します。
    注: このオプションは、シェルコンポーネントに直接投影し、シェルコンポーネントの板厚を考慮しません。


    図 5.
  16. createをクリックします。
    新しい接着剤面コネクターが作成されます。
  17. returnをクリックします。
  18. 新しいコネクターを観察します。
  19. Connector Entityブラウザ内で、adhesiveコネクターを右クリックし、コンテキストメニューからUnrealizeを選択します。
    コネクターがアンリアライズされ、エンティティエディターが開き、選択されたコネクターの属性が表示されます。
  20. エンティティエディターで以下を設定します。
    1. Hexa Thickness Option を(T1+T2)/2 に設定します。これは、各シェルパートの板厚を考慮します。
    2. Coatsに3を入力します。
      このオプションは、板厚方向の六面体要素の数を1から3に増やします。
  21. Connector Entityブラウザ内で、リアライズされていないadhesive コネクターを右クリックし、コンテキストメニューからRerealizeを選択します。


    図 6.

フランジ下部に接着剤結合を作成

このステップでは、フランジ下部のコンポーネントLeft_Rail_1およびLeft_Rail_2間に接着剤結合を作成します。

  1. areaパネルに移動します。
  2. locationセレクターをnodesに設定します。
  3. node list >> by pathをクリックします。
  4. まず、Left_Rail_1のフランジ下側の一番左の節点を、続いて一番右の節点を選択することにより、Left_Rail_1の外側フランジ上の節点群を選択します(下図参照)。


    図 7.
  5. width=欄に10を入力します。
  6. offset =欄に3を入力します。
  7. connect what横のスイッチをクリックし、compsを選択します。
  8. Left_Rail_1Left_Rail_2 を選択します。
  9. selectをクリックします。
  10. createをクリックします。
    注: 面コネクターのメッシュのデフォルト要素サイズ(nodes/lines/surfsを選択した場合)は10です。必要な場合は、elem sizeを変更できます。
  11. editサブパネルに入ります。
  12. remeshを選択します。
  13. location: connectorsセレクターを使用し、Step 4.10で作成したコネクターを選択します。
  14. element size=欄に3を入力します。


    図 8.
  15. Meshをクリックします。既存のメッシュが存在する場合、コネクターはアンリアライズされます。
  16. Connector Entityブラウザで、リアライズされていないコネクターを選択します。
  17. エンティティエディターで以下を設定します。
    1. Hexa Thicknessオプションをconst_thicknessに設定します。
    2. Const Thicknessに0.3を入力します。
  18. Connector Entityブラウザ内で、リアライズされていないコネクターを右クリックし、コンテキストメニューからRerealizeを選択します。
  19. 新しい接着剤が作成されることを確認します。
    注: 要素から面コネクターを作成する際、既存のメッシュを使って面コネクターが自動的にメッシングされます。節点、ライン、またはサーフェスから面コネクターが作成され、areaサブパネルによるデフォルトのメッシュが適切でない場合、手動メッシュを適用することができます。


    図 9.