ソリッドモデル表示コントロール

HyperMeshのグラフィックエンジンは、目的に応じたモデル表示のための異なるビジュアルオプションをサポートします。

Surface-Only Wire Frame

このデフォルトのモードでは、ソリッドモデル内に関連するサーフェス要素のみワイヤーフレームでモデルが表示されます。通常のワイヤーフレームモードではモデル内の全ての要素が表示されるため、見難くなります。モーフィングでは^morphfaceと呼ばれるコンポーネントが作成され、これには3Dドメインのサーフェス上の要素が含まれます。デフォルトの設定では、このコンポーネントだけが表示され、モデルの外側のサーフェスだけが表示されるので、見やすくなります。しかし、表示モードがワイヤーフレームなので、モデルの2つのサイドが重なって見えます。


図 1. Surface-Only Wire Frame

Solid Fill

このオプションは、Hidden Lineパネルでfill plotを実行したのと同様の表示になります。モデルの一番手前の面のみ表示されます。必要であれば、サーフェスメッシュも表示させることができます。


図 2.
ソリッドモデルをモーフィング用に表示させるためには、すべてのコンポーネントを非表示にし、ドメインとハンドルのみを表示させることもできます。これは、モデルをメッシュなしのワイヤーフレームで見ていると同じ状況です。領域分けによってソリッドのサーフェスのすべてのフィーチャーが捕捉されるので、ドメインのみを表示させることで最小限の乱雑さでモデルを表示できます。


図 3.