Curve Attributes

ラインのスタイル、色、太さ、シンボルのスタイルと色など、カーブの属性を定義します。



図 1.

カーブリスト

カーブリストには、現在のウィンドウ内のカーブの名称が表示されます。カーブの属性を変更するには、カーブをCurvesリストから選択またはウィンドウからピックする必要があります。属性は、リストから複数のカーブを選択するか、ウィンドウからカーブをピックする際にCtrlキーを押したままにすることで、一度に2つ以上のカーブに割り当てることが可能です。属性は、選択されたカーブにのみ適用されます。選択されたカーブは、リスト内でハイライト表示されます。

Use Preferences

ラインおよびシンボルの属性は、Use Preferences機能を使用して、選択されたカーブに自動的に割り当てることができます。

Line AttributesまたはSymbol Attributesの何れかからUse Preferences機能が選択されると、ユーザーのプリファレンスファイル内に定義されるデフォルトの属性が、自動的に適用されます。プリファレンスファイルが存在しない場合は、プログラムのビルトインデフォルトが適用されます。

Line Attributes

プロット上の異なるカーブを区別するために、ラインのスタイルを各カーブに割り当てることができます。

各カーブのラインスタイルは、レジェンド内に表示されます。利用可能なラインスタイルは9種類あります:


図 2.

ラインスタイルをクリックし、現在選択されているカーブに適用します。

ラインスタイルとしてNoneが割り当てられている場合、ラインは表示されず、そのカーブに割り当てられたシンボルのみが見えるような状態となり、散布図が作成されます。カーブはレジェンド内に表示されたままです。

異なるラインスタイルに加え、ラインの太さ(ウエイト)もカーブに割り当てることが可能です。各カーブのラインウエイトは、レジェンド内に表示されます。現在選択されているカーブの太さを変更するには、ラインの太さを示すボタン上をクリックします。

カーブには、64色のうちの何れかを割り当てることができます。現在選択されているカーブの色を変更するには、カラーパレット中の色をクリックします。

複素プロットの場合、カーブの下のエリアをソリッド色で塗りつぶすには、Shade area under lineを選択します。

Symbols Attributes

シンボルは、データポイントを示すためにカーブ上に配置することができます。

利用可能なシンボルは9種類あります。現在選択されているカーブ上のデータポイントをマークするには、シンボルパレットからシンボルを選択します。

シンボル配置の頻度(間隔)は、Every欄で設定されます。デフォルトでは、Everyは1に設定されており、シンボルは各データポイント毎に表示されます。シンボルの頻度を変更するには、Every欄に数値を入力します。たとえば、Everyが5に設定されると、シンボルは、カーブ上のデータポイントに5つおきに配置されます。

シンボルには、64色のうちの何れかを割り当てることができます。現在選択されているカーブ上のシンボルの色を変更するには、Symbol Attributesカラーパレット内の色をクリックします。

カーブのラインスタイルをNoneに設定し、そのカーブにシンボルを割り当てると、霧状のプロットを作成することができます。

Data Attributes

data attributeは、カーブまたはベクトルに関連させることのできないデータです。

Data Attributesタブ上の表は、カーブまたはベクトルに適用可能な属性の一覧です。外部リーダによって、属性をベクトルに自動的に割り当てることが可能です。表中の属性は、選択されたカーブすべてに共通するものです。表の列を移動するには、TabまたはEnterを押します。

Varname
属性独自の変数名(カーブまたはベクトルに関し)。2つの別々のカーブが、同じvarnameをもつことも可能です。varnameには、下線は含むことができますが、スペースは使用できません。varnameが重複していたり、スペースを含んでいる場合は、エラーメッセージが表示されます。
Label
属性を表すラベル。ラベル名は、varnameと同じでも可。重複したり、スペースを含んでいても差し支えありません。
Type
属性のタイプ、即ち、integer、floatまたはstringを設定できるドロップダウンメニュー。デフォルトのタイプは、integer。
Attach To
属性を、x vector、y vector、curveの何れにつけるべきかを選択するためのドロップダウンメニュー。デフォルトのオプションは、x vector。
Value
属性の値(Typeと適合している必要あり)。

属性を表に追加するには、Addをクリックします。

選択された属性を削除するには、Deleteをクリックします。

選択したデータ属性を入力には、Applyをクリックします。

セッション内にカーブが存在しない場合、或いは、カーブが選択されていない場合は、これらの機能は実行されません。

属性は、Modify Curvesパネル上の式または注釈内に使用することも可能です。式または注釈は、属性値に変更があった場合、自動的に更新されます。属性を参照するには、標準のpwcカーブリファレンスシンタックスに拡張子を追加します。

例えば、varname attribute_1がcurveの属性である場合、varnameをp1w1c1.attribute_1として参照します。

属性は、外部リーダからベクトルに付加することが可能です。属性がベクトルに付けられると、varnameは、基本のカーブリファレンスシンタックスの後ろにある文字xまたはyに続きます。

例えば、varname attribute_1がx-vectorの属性である場合、属性をp1w1c1.x.attribute_1として参照します。

varname attribute_1 がy-vectorの属性である場合は、属性をp1w1c1.y.attribute_1として参照します。